 | 2010年11月7日
以前頂いた針葉樹の半割丸太。これを使って作品を作るべく、製材します。
まずは手鋸で大まかな長さに切ります。 端は割れが入っていたので切り落としました。 |
 | 続いて平面出しをします。 今回のキーとなるパーツ、クサビを作ります。 バンドソーのマイターゲージをほんの数度傾け、材をひっくり返しながら2回切ればクサビの完成。
手前にあるのが完成したクサビ。 |
 | 平面出しは自動カンナを使います。 手前にあるしっかり平面の出た材(2×材を矧ぎ合わせて作りました)に半割丸太を乗せます。 |
 | 乗せたら数カ所、クサビを挟んでガタツキをなくします。 |
 | クサビ部分のアップ。 |
 | この状態で自動カンナで削ります。 |
 | 端から端まで削れれば終了。 |
 | ひっくり返して裏側を削ります。 |
 | 両端が削れて、真ん中がまだ残っているのが分かりますか? 全体が削れたら終了。 |
 | こんなに綺麗な顔になりました(^_^)
製材所などで購入した荒材を平面出し、厚さ決めする時はこの「クサビ方式」が簡単で良さそうです。次回、また機会があったらやってみます。 |
 | 次にバンドソーで挽き割りするのですが、私のバンドソーでは180mmまでしか引き割れないので、両耳を落とし、180mm以下にしました。
幅広い材を挽き割れるバンドソーがあればこの作業は必要なし。自動カンナと同じ幅の材を引き割れればベストですね。そんなバンドソーが欲しいです・・・ |
 | こんな感じ。 |
 | バンドソーはフェンスを使って挽き割ります。 |
 | こちら側からしっかりと材をフェンスに押し当てながら送って行きます。
右側に見えるのは作業台。バンドソーのテーブルを同じ高さにしてあるので、作業台が挽き割った材を受けてくれます。これ便利ですよ! |
 | 挽き割り終了! 40mm弱の厚さにしました。 |
 | こんな感じ。 |
 | 最後に挽き割った側を自動カンナで綺麗にします。同時に厚さも決めました。 |
 | 終了! 肌の綺麗な材が2枚取れました。 |