 | 2008年3月17日
今使っている丸ノコの直角切り治具は板幅400mmぐらいまで切れるように大きめなものです。板矧ぎした材を切るにはこれが使いやすいのですが、1×4や1×6材を切るにはちょっと大きすぎます。 1×6材までの材を切れる小さめの直角切り治具を作ります。
しっかりと直線の出た50mm幅ぐらいの12mm厚合板と150mm幅ぐらいの5.5mm厚シナベニヤを用意します。長さは250mmにしました。 |
 | 12mm合板を裏からシナベニヤにネジ留めして丸ノコでワンカット。 |
 | 直角に切る為のガイドを取付けます。ここの精度がポイント。まずはネジ1本だけ留めます。 |
 | スコヤでしっかりと直角を出します。 しっかりと直角が出たらクランプで固定して端材を2枚切ってみます。 |
 | 基準面を下にして2枚合わせて見ます。 |
 | 切断面をピタリとくっつけた状態で下の鋼尺で2枚の板の基準面が直線になることを確認。これで治具の精度はバッチリ出ています。 |
 | 直角に切る為のガイドをしっかりとネジ留めしたら裏にサンドペーパーを貼ります。サンドペーパーを貼り付けると切断するときに滑らず、安全確実に作業が出来ます。超お勧めです! サンドペーパーは手持ちの#120にしました。スプレーのりで貼り付け。普通のゴムのり系のボンドでもいいと思います。 |
 | 完成。 |
 | こんな感じで使います。 軽くて滑らず、いい塩梅です。 |
 | 大と小、仲良く並んでます(^_^) |
 | 2010年11月28日
2年半も活躍してくれた直角切り治具ですが、だいぶんヘタって来たのと、直角の精度がもうひとつ納得いかなくなって来たので、作り直す事にしました。
作り方はだいたい前回と同じ。今回工夫したポイントは1点のみ。 トリマーの45度のビットを使います。 |
 | ちょっとわかりにくいですが、シャープペンで指している下の角を面取りしました。 |
 | この写真で言えば茶色の合板の右側。影になっている部分の下側です。 これで丸ノコで削ったおがくずが詰まる事なくスムーズに切れるはずです。
治具の幅は1×6材よりちょっと幅広ぐらいにしました。 |
 | 丸ノコが乗る面に100均で売っている「すべりやすく棒」を軽く塗っておくと丸ノコの滑りが良くなっていい塩梅でした(^_^) |