![]() | 2009年11月23日 人形を飾る「ドールハウス」を依頼されました。 フレーム構造で、今まで作った事のない構造。かなり楽しく作れそうです。 お子さんの誕生日のプレゼントとの事で、期日までに仕上げたいところ。がんばりますよ〜〜! 図面です。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 木取り終了。 最近は手押しと自動に加えてバンドソーを使って安全に気取りするのがマイスタンダードになってます。自分用の備忘録も兼ねて、この辺を細い材の木取りにまとめました。よろしかったら見てください。 |
![]() | 水引き中。 今日はここまでで時間切れ。 |
![]() | 2009年11月24日 昨日の続き、サンダーがけです。 材が細いので、オービタルサンダーを使うと面がダレそうです。サンディングブロックを使い、手作業でひたすら磨きました。 ふ〜〜、疲れた・・・ |
![]() | 次はホゾ作り。 10mmのホゾにしました。罫引きで罫書き、トリマーで削りました。 |
![]() | ホゾに合わせてホゾ穴掘り。 墨付けは鋼尺ストッパーを使い、正確に。 |
![]() | 木端に開けるホゾ穴はホゾ穴堀治具を使い、正確に材のセンターに掘ります。材をひっくり返して2回掘れば簡単にセンターに。 6mmのダウンカットスパイラルビットを使い、ホゾ穴の幅はホゾに合わせて7mmぐらいにしました。 |
![]() | 材の端に開けるホゾ穴はホゾ穴堀治具をフェンスにして掘りました。 6mmのダウンカットスパイラルビットで。 |
![]() | ノミを使って角穴に。 ノミはこの前砥いだので、切れ味復活しています。切れる刃物は気持ちいいです。 |
![]() | 仮に組んでみました。 段差もなく、気持ちいいです〜〜! |
![]() | 2009年12月3日 雪も降り、かなり寒かったのですが、電気ストーブ全開で頑張りました。 横框に床を入れる溝を掘ります。 6mmのスパイラルビットとホゾ穴掘り治具で。 |
![]() | 扉を受ける柱にホゾを作ります。 幅が狭いので、久しぶりに10mm用ホゾ切り治具を使いました。 専用治具はすぐに使えてやはりいいですね。そのうち10mm用のもっと小さな治具を作りましょう。 |
![]() | 扉受けの柱を入れてみました。 バランスもまずまずです。 |
![]() | 扉と背板を仮に入れてみました。 よ〜し!形が見えてきたぞ〜〜! 俄然やる気が出てきました。 |
![]() | 扉に窓を掘ります。 CADで図面を書いて貼り付け。 |
![]() | 6mmのスパイラルビットと、直線切り治具、十字型ストップ治具を使い、1辺ずつ根気よく掘って行きました。 かなり時間がかかってしまいましたね。もっと効率のいい方法はないですかね・・・ |
![]() | 仮組み。 お〜〜!いい感じ! 今日は1日中木工をやってました。寒かったけど、楽しい1日でした。 |
![]() | 2009年12月7日 仮組みしたままで面取り。1.5mmRの丸面ビットで。 |
![]() | 面取り後、水引きしてサンディング。 いよいよ組み立てます。 先ずは前と後ろの面を組み立て。 |
![]() | 次に四角に組み立てます。 床板はあらかじめオスモで塗装してあります。 |
![]() | 次は屋根部分です。 屋根の上部は留接ぎにします。 額縁の様に正確に45度である必要はないので、留め切り治具でワンカット。 |
![]() | さて、留接ぎ部分をどの様に接合しましょうか・・・ ボンドだけでは強度的に心もとないので、何らかの補強をしようと思います。カンザシを入れるのが簡単ですが、屋根の上部はきれいにしたいところ・・・ 結局雇いザネにする事にしました。 作業台の垂直フェンスを使って屋根材の留部分に6mmのホゾ穴を彫ります。 |
![]() | 5.5mm合板でうまく接合できるかのテスト。 いい感じです。 昨日は温かかったのですが、今日は一転して真冬の寒さ。陽が暮れるととたんに寒さが増し、5時ぐらいにあえなくダウンです。 |
![]() | 2009年12月13日 上の写真の屋根用部材に(なんと言えばいいのでしょうか?)屋根を入れる溝を掘ります。 この後、溝の角はノミで四角に。 |
![]() | 屋根のてっぺんを接着。 ず〜っと両手で押さえて置くわけにも行かないので、ボンドと瞬間接着剤を併用。 しばらくそっと置いておきました。 |
![]() | 屋根の一番上の部分(棟と言う様です)をどの様に固定しようか、いろいろ考えていました。 45度にホゾを作れそうにないので、爪楊枝をダボの様にしてつなぐ事にしました。 先ずは棟の木口に2mmの穴開け。釘を切ったものをここに入れます。 |
![]() | このまま仮組みして、留接ぎした部材にマーキングします。この後、ボール盤で留接ぎした部材に穴開け。 現物合わせなので、棟の木端部分の穴位置はある程度アバウトでOKです。 |
![]() | 留接ぎした部材の下を切ります。 鋼尺で正確にドールハウスの幅に合わせて墨線を引き、丸ノコでワンカット。 |
![]() | 次は木口部分にホゾ穴を掘ります。作業台に直角に固定して、6mmのスパイラルビットで。 ひっくり返して2度掘れば、正確にセンターに穴が開きます。 |
![]() | 前面に取付ける手摺りの部材。 4mm厚のシナベニヤの木端に薄い端材を接着。圧着には養生テープを何カ所も張りました。 これで見える所はきれいになります。 |
![]() | 手摺り以外を仮組みしてみました。 なかなかいい感じ〜〜! |
![]() | ドアに飾りの仕切り板を接着しました。 薄い板をボンドで接着して、まるでプラモデルを作ってるみたい。なんだか子供の頃に戻ったようで、うきうきしながらの作業でした(^_^) |
![]() | 2009年12月16日 昨日の夜から少しだけ雪が降りました。滝川では20cm以上降った様です。 冬型の気圧配置で今朝は事の他寒い。朝の工房はマイナス5℃。暖房全開でも寒かったですよ〜〜! 寒さに負けず、夕方からちょこっとだけ木工。 手摺りに貼り付けた端材のはみ出しを削ります。 トリマーのベースプレートにベニヤの端材を貼り付け、削りました。ディッシュビットです。 |
![]() | 留切り治具でワンカット。反対側は、カットアンドトライでぴたりと合うサイズに。 |
![]() | 屋根の棟につま楊枝のダボを入れました。 |
![]() | ボンドを付けて組み立て。 |
![]() | 屋根を乗せました。棟上でしょうか(^_^) 屋根と本体の固定は手で圧着しただけです。うまい固定方法が思い浮かばず、ひたすら刺激を与えないように置いておきました。 完成までもうひと息! |
![]() | 2009年12月22日 さ〜て、一気に完成させますよ! この段階にきて、屋根の三角の背板を入れ忘れている事に気づきました(汗) 段欠きにして嵌め込む事に。 19mmビットと直線切り治具で段欠きを削ります。直線切り治具の固定に苦労しました。 |
![]() | オスモのノーマルクリアで全体を塗装。 |
![]() | ボンドで貼り付けました。 これで、屋根の強度は増したと思うので、これはこれで良しとしましょう(笑) |
![]() | 完成! 熊とワンコも楽しそう? |
![]() | 2010年1月15日 使っているところの写真を送っていただきました。お子さんもすごく喜んで遊んでいるとの事です。作った者としてはうれしさ100倍!(^_^) |