![]() | 2008年7月31日 しらやんさんに教えていただき、モノタロウさんからエンドミルを購入。 本来は金属加工用ですが、6mm軸を選べばトリマーのスパイラルビットとして使えます。 今回は4枚刃ロング刃・センタカットというのを購入。木工用のスパイラルビットは2枚刃なので、切削面がよりきれいになるだろうとの目論見です。 センタカットというのはビットの先端にも刃がついている種類との事(モノタロウさんは素人の質問に、何度も答えていただきました)。材の途中から溝を掘る場合などは活躍しそうでこの種類にしました。 |
![]() | 先端にも刃が付いているのが分かりますか? |
![]() | 木工用のスパイラルビットとの比較。上が4枚刃のエンドミル、下が木工用のスパイラルビット。 エンドミルのピッチは木工用と同じでした。ただ、刃が4枚あるので刃の間は詰まっています。 単純に考えて、切削面は2倍きれいになるはずですよね。 |
![]() | ためしに削ってみました。 |
![]() | 下が深さ5mmぐらいで端から端まで切削。上の左は途中から深さ5mmぐらい、右は深さ10mmぐらい。どれも1度で削りました。 驚いたのは削った肩口のきれいさです。アップカットですが、ささくれが殆ど(全くと言ってもいいです)出ていません。削り始めと削り終わりのRが付いている部分だけちょっとささくれが出ていますね。 また、溝の両脇と底もツルツルに削れてます。 4枚刃になっているからか、切りくずの排出はあまりよくありません。木工用のスパイラルビットよりゆっくりと送る必要がありました。ここさえ気をつければこんなにきれいな加工が出来るんですよ〜〜!まだ使い込んでいませんが、これはお勧めアイテムです!! |
![]() | 価格もスパイラルビットに比べると超リーズナブルです。3、4、5、6mmを一気に購入してしまいました(汗) |
![]() | 2008年8月7日 トリマーが修理から帰ってきたのでエンドミルの使い心地のチェックを再開。 材の繊維に直角方向に削ってみました。 奥がエンドミル、手前が木工用のアップカットスパイラルビット。 写真ではあまり違いが分からないかもしれませんが、手前はささくれが大きく、サンドペーパーなどで落とさなければ使えないレベル。奥は我慢すればそのまま使えそうです。 アップカットスパイラルビットはかなり使い込んでいるので、知らず知らずのうちに切れ味が落ちているのかもしれません。写真右端に焼けが出ているのが分かるでしょうか?そんな事もあり、ささくれが多くなっている可能性はあります。 |
![]() | 同じく、奥がエンドミル、手前がダウンカットスパイラルビット。 さすがにダウンカットスパイラルビットはささくれゼロです。 しかし、送って行く時の力加減から言えば、エンドミルに軍配あり。ダウンカットスパイラルビットに比べるとスムーズに送れます。 これからはダウンカットスパイラルビットとエンドミルを場面によって使い分けて行こうと思います。 |