 | 2009年9月5日
木工を始めたばかりの頃に作ったゴミ箱用棚。もうかれこれ5年ぐらい使っています。 居間のレイアウト変更で、しばらく前から裏側が見える状態で使っています。 「背板のシナベニヤがカッコ悪い。背板を無垢板で張り替えよ」との指令を受け、思い切ってリペアする事にしました。
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 | 各種トレーも天板からはみ出ているので、ついでに天板もできるだけ幅を広げる事にしました。
幸い全てのパーツはネジ留めのみで固定していたので、分解して手直しします。 |
 | 先ずは背板の加工。 2×4材をバンドソーで3枚にリソーして、手押し、自動カンナで仕上げ。9〜10mmを目指しましたが、結局8.5mm厚の材が取れました。
これに相欠き用の溝掘りをしています。 |
 | 右は5mm、左は7mm幅で彫りました。隙間は2mm。合わせてみるとなかなかいい感じ。 |
 | 分解した天板、側板を自動カンナで表面を削り、水引き後サンダーがけ。 天板はSPFを板矧ぎして幅を広げました。 |
 | コーススレッドでサクサクと組み立て。 |
 | 背板の釘用下穴を開けるのに、ボール紙でこんな治具を作りました。 |
 | 背板貼り終了。 |
 | 真鍮釘はなかなかいい表情でしょ! |
 | 塗装後すぐに使えるので、オスモのノーマルクリア塗装にしました。 この時期、塗装は外でやるとやりやすいです。もう夕方でちょっと暗くなってきました。 |
 | 完成。 |
 | 早速置いてみました。 後ろから。無垢板の背板はきれいですよね。 |
 | 天板を伸ばしたので、トレーがはみ出ることなくうまく納まるようになりました。
天板は元々の板がメルクシパインの集成材。矧いだ板はSPFです。写真ほどではないですが、やはり色目の違いは目立ちます。我が家使いなので、気にしないで使いますね! |