![]() | かまち組みなど、幅のない材にホゾを切る時はホゾ切り治具を使ってます。が、本棚の棚板にホゾを切る時などはホゾ切り治具の幅に納まりません。そんな時はトリマーのスペーサー治具とパターンビット用直線切り治具を使ってホゾを切ってます。 今回その作業をまとめて見ました。 写真の様なホゾを切ります。 |
![]() | 鋼尺ストッパーを(ホゾの長さ−0.5mm)にセット。今回は10mmのホゾを切るので、9.5mmに。材の端から9.5mmの所にカッターで材に切込みを入れます。 このひと手間で、トリマーでホゾを切ったときにささくれがほとんど出なくなります。これ、超お勧めです! |
![]() | 木端にも同じように切れ込みを入れます。これをやっておくと、トリマー加工では宿命ともいえる木端のむしれがかなり防止できます。これも超お勧めです! |
![]() | 今回主役のトリマーのスペーサー治具。今回は19mmのストレートビットを使うので、19mm用のスペーサー治具を使います。 作り方はこちらをご覧ください。 |
![]() | 鋼尺ストッパーをホゾの長さにセット(今回は10mm)。その先にスペーサー治具を挟み、パターンビット用直線切り治具の位置決めをします。 |
![]() | 加工する材と同じ厚さの端材を使い、あらかじめストレートビットの刃の出を調整しておきます。 私は良く使うビットでタモ材を削ったものを用意してあります。これをゲージにして刃の出を調整します。 |
![]() | トリマーで削ります。 |
![]() | 裏返して同じ様に。 |
![]() | トリマーで削る時、普通は向こう側に割れやむしれが出るので、当て板などをして削りますが、今回の加工では何もしていないのですが、ごらんのようにきれいに削れてます。あらかじめカッターで木端にも切れ目を入れておいたおかげです。 |
![]() | 木端を10mmぐらい削ります。ホゾ切り治具で。 |
![]() | 鋼尺ストッパーとスペーサー治具を使って両面位置決めしたので、ホゾの肩口部分の段差もほとんどありません(^_^)v。 カッターで切れ目を入れておいたので、ささくれもほとんど出ていません(^_^)v。 |
![]() | ホゾの角を丸めて完成。 |
![]() | いい感じに仕上がりました。 |