 | 2006年11月29日
いつもはベニヤの背板ですが、今回はちょっと手をかけてSPF材の背板にしてみました。やっぱりベニヤとは大違い。素敵な本棚になりました。 1×材を挽き割りして手間がかかりますが、この背板はやっぱりいいですね。これからも出来るだけSPF材で作るようにしま〜す! |
 | ここからは製作風景です。
ご近所さんに頼まれたちょっと小形の本棚を作ります。上下2段で、上の段は3つに仕切ります。
荒木取り終了。自動カンナを軽〜くかけて、板厚を揃えてあります。このひと手間で、板矧ぎがぐ〜んと楽になります。 |
 | 板矧ぎの後、もう一度自動かんなを通して目違いを取ります。その後、ランダムサンダーを軽くかけて表面をきれいにします。このひと手間で塗装の乗りが違いますよ〜〜! |
 | 今回は「コーススレッドを使わないで組み立てる」をコンセプトにしてみました(^_^) そうなるとやっぱりビスケットですねぇ〜 |
 | 今回は背板もちょっと凝ってみました。いつもの合板ではなく、SPFを薄くして背板にします。 天板は背板が隠れるように段欠きします。 |
 | 端は3mm残しました。 角が丸くなるので、ノミで四角くします。 |
 | 3mmを残すのは、無謀でした(汗)ノミで彫ったらむしれて全部無くなってしまいました・・・ ま、これでどうにかしましょう! |
 | ビスケットを入れて組み立て開始! |
 | 以前作った長ボルトクランプ登場。締め具合を調整して側板と棚板の矩がうまく出るようにします。これは結構難しかった・・・ |
 | 天板と上の段の仕切り板を取付け。クランプ総動員です。 |
 | 背板は相欠きで組みます。トリマーのストレートガイドに延長の板を取付けました。 |
 | 背板は1×材を2枚に挽き割りしました。8mm厚ぐらいの材に。 一方の木端を5mm切り欠きます。他方は裏から8mm。 |
 | 合わせるとこの様に3mmの隙間が空きます。並べると美しいですよ! |
 | 背板は裏から真鍮釘で打ち付けます。真鍮釘の位置がばらばらだと見た目がすごくかっこ悪くなってしまいます。釘位置の印をつける簡単な治具を作ってみました。ダンボールを幅に切って、釘位置に穴を開けただけ。 |
 | 背板を貼って完成です! 塗装は背板を貼る前に本体と背板別々に行いました。 |
 | ちょっとわかりにくいですねぇ〜。背板の間が開いているのでアクセントになってすごく素敵に仕上がりました(^_^)v 背板はいつもベニヤ板ですが、きちんとした背板はやはり美しいです。手間をかければそれなりに美しくなりますね! |