![]() | 2007年11月14日 トリマーテーブルなしでも簡単にホゾ穴が掘れる治具を作ります。 5.5mmシナベニヤに写真の様に穴を開けます。中央はトリマービット用の穴、3角形を描いているのはトリマーを取付けるための穴(外側の穴は失敗作です(汗))、左右の長穴は6mmのボルトを通す穴です。 |
![]() | この様なものを2本作ります。 |
![]() | 蝶ナットで取付けて完成。 |
![]() | 裏側はこんな感じ。 |
![]() | トリマーベースを取付けました。 |
![]() | ホゾ穴の位置を罫書きます。 |
![]() | ストレートビットの刃が罫書いた墨線の位置になるように治具の位置を調整。 |
![]() | 材をぴたりと挟むようにガイドを動かし、蝶ナットを締めて固定します。 |
![]() | さて、それではホゾ穴を掘ってみます。5mmぐらいビットを下げ、写真のように斜めにしてからスイッチオン。ゆっくり下ろして行くと安全に彫り始められます。 |
![]() | 2回掘って深さ10mmのホゾ穴が完成。 |
![]() | 1本掘ってみて、ぴたりと合わないときはガイドの位置を微調整します。 手前左の蝶ネジだけ緩めず、他の3本は緩めます。手前のガイドの右側をほんのわずか前後させ、位置を微調整。これに合わせて向こう側のガイドも固定すれば、0.1mm以下の精度で微調整できます。 写真は撮影用に大げさに手前にずらしてます。 |
![]() | ホゾを入れてみました。 |
![]() | ぴったりです! 今までホゾ穴は作業台を使ってストレートビット用の治具を使って彫ってましたが、これからはこの治具が活躍してくれそうです! ホゾ穴掘り治具を使ったホゾ組みの詳しい手順はこちらにまとめました。 |
![]() | この治具はWoodsmithの別冊ROUTER WORKSHOPに載っていました。オリジナルはプランジルーター用でしたが、手持ちのトリマーに合わせて大きさを変えて作ってみました。 |
![]() | 2008年3月12日 シナベニヤのベースプレートでは材に墨付けした墨線が見にくく、作業がやりにくかったので、透明アクリル板でベースプレートを作り直す事にしました。 アクリル板ではごまかしがきかないいので、jw-cadで図面を描きました。ベースプレートの大きさは110×170mm。アクリル板は5mm厚です。 |
![]() | 印刷した図面をカットしたアクリル板に貼って穴開け。ボール盤はブレもなく、しっかりとした穴が開けられます。大活躍! |
![]() | 長穴は6mmのスパイラルビットで。 |
![]() | こんな感じに出来ました。 今回、切断、丸穴開け、長穴開けと、初めてアクリル板を加工しました。丸ノコ、ボール盤、トリマーで加工しましたが、特に問題なく出来ました。アクリル板は融けるかな・・・と思っていましたが、特に何も工夫しなくてもうまく削れました。本当はトリマーなどはコントローラーでスピードを落とすといいのでしょう。 |
![]() | 2枚作ってホゾ穴用とホゾ切り用の専用にしました。 |
![]() | 完成です。 |
![]() | ビット部分の穴の左に墨線が見えます。これなら作業はぐっとやりやすくなります(^_^)v ホゾ穴掘り治具を使えばホゾ穴だけではなく、ホゾも簡単に作れます。詳しくはこちらをご覧ください。 |