 | 2007年3月3日
2005年の8月に我が家に到着した自動カンナ。大活躍していますが、さすがに最近は切れ味が落ちて来てカンナをかけた材の表面がざらざらになるようになってきました。今回、ひっくり返して裏の刃を使う事にしました。 替え刃式なので、これで切れ味が落ちれば新しい刃と交換です。
先ず、作業を始める前に電源プラグを抜きます。電源プラグが入っていると何らかの理由で作業中に電源が入るとブレードが回りだすので、大変危険です。間違いなくプラグを抜いてください。
マニュアルに従い、イン側とアウト側の上のカバーを外します。下から手のひらでたたいて外しました。かなりガッチリとはまっているので、力強くたたく必要あり。 |
 | 左右のネジを緩めてアウト側にあるカッターヘッドガードを外します。 |
 | 手でブレードを回してブレードを固定しているボルトが見える場所にします。 |
 | 途中でブレードがロックされたら左にあるカッターヘッドロック解除レバーを押してロックを解除してください。 |
 | 付属のカッターヘッドレンチでブレードの固定ボルトを緩めます。かなりゆるゆるになるまで緩める必要あり。 |
 | ブレード交換ツールで外れた刃をくっつけて取り出します。ブレード交換ツールはアウト側の延長テーブルの下にあります。 今回は刃の真ん中の部分がボルトにくっついていてなかなか離れず往生しました。刃とボルトの間に爪を入れて外しました。 |
 | 外した状態。 この後、刃をひっくり返して逆の手順で刃を固定します。この時、刃の穴がカッターヘッドのピンにうまく嵌っている事を確認する必要あり。 |
 | 刃を2枚入替えたら、早速回してみたくなるのが人情。でもちょっと待てください。カッターヘッドガードを取付けるとカッターヘッドロック解除レバーがフリーになる構造になっているので、先ずはカッターヘッドガードを取付ける必要あり。取付けずに電源を入れるとロックされたまま回り、ガガガ・・・と大きな音が出ます。(実際やってしまいました。汗・・・) |
 | これはうまく交換できてグー!の親指ではありません。入替え途中に刃に指を押し付けてしまい、指を切ってしまいました(汗)。皮手袋などをはいて作業したほうがいいですね・・・ |
 | 入替え後はカンナを通した材の表面はつるつるぴかぴか。新品を買った時の感動がよみがえりました。 刃を入れ替えする時に、難しい位置合わせもなく、簡単に出来ました。これなら安心して入れ替えできます。 使い捨ての刃ですが、厚みもある程度あるので、砥ぎに出す事も出来るかもしれません。これで切れ味が鈍くなって来た時は砥ぎに出す事も考えてみようと思います。 |