 | 2006年08月04日
手持ちの自動カンナ(デルタJT−160)は定盤が短く、長い材は基準面を出せません。今回は1300mmの材の基準面を出す必要があったので、以前から気になっていた方法を試してみました。 材の両木端面に平面の出た補助の板を貼り付け、この板と一緒に材を削って基準面を出します。 まずは材の両木端面を丸ノコと直線切り治具で切り、直線を出します。 |
 | 木端面の直線が出た補助の板を釘で留めます。後から抜く必要があるので隠し釘のプラスチック部品を普通の釘に付けてみました。 平面の出た作業台の上で、ガタがないようにして釘で留めました。 |
 | 両木端面に補助の板を取付けたところ。 |
 | あとは自動カンナで削って平面を出すだけです。補助の板の木端面が基準面になり、平面が出ます。 材の木端面に釘が刺さっているので、くれぐれも削りすぎたりして釘を引っ掛けないように注意、注意です! |
 | 手前がビフォア、向こうがアフターです。しっかりと基準面が出ました。 木端面に釘の跡が残るのがちょっと気になりますが、この方法は十分に使えることがわかりました。釘ではなく、跡が残らない方法で補助の板を固定する方法があれば、いいですね。皆さん、何かいい方法があれば教えて下さい! |