 | 2018年4月11日
レザークラフトを始めましたが、革の作品を作らずに道具作りにハマっています(汗)
革を縫う時にヘリから3mmぐらいの所にあらかじめ溝を付けて目印にするのですが、その溝を入れる道具のひとつにネジ捻(ネジねん)という道具があります。調べてみると簡単に作れそうなので、早速挑戦です。
100均でバターナイフを2本購入。2本合わせて先端をディスクグラインダーで削り、使いやすい形にします。 |
 | 整形終了。 |
 | 金ヤスリやサンドペーパーでバリを取ったらミニルーターでバフ研磨。引っかかりがあると革に傷がつくので、ツルツルになるまで磨きました。
しばらく使っていませんでしたが、ミニルーター、活躍していますよ! |
 | ビス止めして完成。 |
 | 先端部分は0.5mmぐらいずらして後ろの刃が革のヘリに引っかかる様にしてあります。 |
 | 間にワッシャーを挟んで革のヘリから3mmで線を引ける様にしました。
本家のネジ捻はネジで隙間を変えられるのですが、今回は簡単に隙間固定で作りました。 ねじ捻というより、固定捻ですね。 |
 | 裏側。 |
 | このように革のヘリに添わせて線を引きます。 なかなか良さそうです。早く本番で使ってみたい! |
 | 2018年8月25日
縫い代は通常3mmにしていますが、マチをファスナーに取付ける部分の縫い代はほんの少し狭い方がきれいにできるような気がします。
2.5mm幅のネジ捻をもうひとつ作りました。 |
 | 下の幅が少し狭いのがわかります?
もっと幅を狭くすればフチ稔にもなるかも。 |
 | 2020年1月11日
今までに3mmと2.5mmのねじ捻(固定捻)を作りました。その後、いくつか作品を作りましたが、現在の作業方法では3mm、4mm、5mmの3種類があればいろんな場面で使えそうです。
今日はもうひとセット作り、4mmのねじ捻(固定捻)にします。
ディスクグラインダーを固定してバターナイフを削ります。 ディスクグラインダーは高速で回転するので、ずれないようにしっかりと固定します。 両側を端材で固定して、本体をクランプで固定。 |
 | バターナイフを2枚ねじ止めして動かない様にし、好みの形に削ります。
この後分解して前面のバターナイフを0.5mmぐらい小さく削り、前面の先を薄く削って刃を付けます。 バリが出るので、#180、#240、#360とサンドペーパーで削り、滑らかにして完成。 |
 | 3種類出来ました。 前回作った2.5mmのねじ捻(固定捻)はスペーサーを増やして5mmに作り変えました。
これで、3mm、4mm、5mmの3種類完成。 |
 | 下から3mm、4mm、5mm。 革の端切れに線を引いてみました。いいんでない!
使い道としては、3mmは通常の縫い穴用、4mmは小銭入れなどのマチを折り返した部分に穴を開ける専用、5mmは切り落とし用に2mm大きく革取りした部分専用です。 専用機なので、使いたいときにサクッと使えて作業性も上がると思います。 それぞれ、これから活躍してくれる事でしょう! |