 | 2024年11月17日
会社の同僚からお母さまが台所で使う作業用テーブルを頼まれました。 久しぶりの木工、楽しんで作りますよ!
スケッチアップで図面を描きました。
手前と向こう側を広く開けてほしいとの事だったので、桟の位置はかなり上側。その分、足は少し太めにしてみました。 |
 | 三面図。 |
 | 木取り図。
次の休みから作って行きますよ! |
 | 2024年11月19日
最近、工房はコーヒー焙煎小屋と化していたのですがコーヒーのカスを清掃し、焙煎器具を片付けて木工作業開始!
先ずは足を4本木取りします。 2×4材を使用長さ+10mmに切断後、手押しカンナで基準面出し。 |
 | 自動カンナで厚さを30mmまで削ります。 |
 | バンドソーで幅50mmぐらいに切断。 |
 | 自動カンナで45mmに揃え、使用する長さにカットしました。
夜から朝にかけて降った雪で外は一面真っ白。工房の中も5℃前後で寒かったのですが、木工作業をしていれば寒さも気にならず、楽しかったです! |
 | 2024年11月23日
前回は足を作ったので、今日は幕板と桟を作ります。
1×材を使用長さ+10mmに切断後、バンドソーで幅55mmぐらいに切ります。 |
 | 手押しと自動カンナで厚みを揃えてから幅50mmぐらいにします。 |
 | 使用寸法に揃えて幕板と桟の木取り終了です。
本日ここまで。 今晩から冬型になり、雨から雪に変わる予想。 今日は風もなく、温かな一日でした。 |
 | 2024年12月8日
今日はホゾを作ります。
ホゾの長さは15mmにしました。 自作罫引きで罫書きます。 |
 | 15mm用のホゾ切り治具でホゾを作ります。 |
 | 四方胴付きホゾ完成。 ホゾの長さ15mm、厚さ10mmです。肩口は8mmぐらいにしました。 |
 | 冬型の気圧配置で雪が降っていて寒かったですが、久しぶりの木工。 1時間ぐらいでしたが、楽しい時間でした。 |
 | 2024年12月16日
ここ1週間ぐらいは1月並みの寒気が入って来て、寒い日が続いています。 雪もすっかり降り積もり、見渡す限り真っ白の冬景色に変わりました。
寒さに負けず、この前の続きをやりました。
ほぞ穴を掘ります。 ホゾ穴堀治具と6mmのエンドミルで。 一度掘ったら材を回して逆から掘り、10mmの幅に掘ります。 |
 | きれいに掘れました。 |
 | 2度掘っているので両端はm形になっています。 |
 | 全て掘り終わりました。 |
| 次回はホゾ穴を鑿で仕上げて行きます。
1時間ぐらいの作業でしたが、手がかじかんでしまいました(汗)。 |
 | 2024年12月30日
年末の大掃除の合間にちょこっと木工。
ホゾ穴はエンドミルで掘ったので、角は丸まっています。 |
 | ホゾ穴の角を鑿でさらってホゾがピタリと嵌る様に仕上げました。 |
 | 仮組みしてみました。いい塩梅! |
 | 2024年12月31日
天板受けの桟を作ります。 四方胴付きホゾでホゾをセンターからずらした位置にしました。 |
 | ホゾに合わせてホゾ穴開け。6mmのエンドミルで。 |
 | 強度が必要ないのでホゾの角を丸めました。ホゾ穴を四角く削るよりこちらの方が簡単です。 |
 | いい感じです。 |
 | 仮組みしてみました。 組んでみると思ったよりしっかりとしています。 |
 | 2025年1月3日
明けましておめでとうございます。 今年も正月から木工です(笑)
今回は面取りをします。 桟は3mmの丸面ビットで軽く面取りしました。 |
 | 足は6mmの丸面ビットで。 |
 | 全て面取り終了。
この後、家に入れて水引きしました。 |
 | 2025年1月11日
前回水引きしたので、今日はサンダーがけをしてつるつるに仕上げます。 |
 | 木端は揃えてサンダー掛けします。ダレずにきれいに仕上がりますよ。 |
 | 天板受けのみ組み立てました。 |
 | 2025年1月12日
側の框を組み立てます。 ポニークランプでギュッと締め付け、クランプは外しました。 |
 | 作業台の天板で平面を確認。 工房内は温度が低いので、家の中で乾燥させます。 |
 | 2025年1月13日
今日は天板作り。 丸ノコで切断後、手押しかんなで基準面出し。 |
 | 木端の矩を出します。 |
 | 材が長過ぎて木端の直線が出ないものがあったので、直線切り治具とパターンビットで再度削りました。 |
 | 板矧ぎ。 全部で4枚矧ぐのですが、まずは2枚で2組矧ぎます。 乾燥後、自動カンナで厚みを決めて再度矧いで仕上げます。 |
 | 2組がボンドの乾燥待ち。
外気温は低く零度ぐらいですが、天気がいいので工房内はプラス10度ぐらい。ボンドの乾燥には充分です。 |
 | 2025年1月19日
板矧ぎの続きを。 2枚矧いだ材を自動カンナで平面出しと厚み決め。 |
 | 2枚を矧ぎ合わせました。 目違いがほとんどなく矧ぎ合わせられました。 ひと手間増えますが、今回の方法がいい様です。 |
 | 冬型が強く、工房内の温度計は5℃ぐらい。気温が低いので、家の中で乾燥させました。 重たかった…。 |
 | 寒いので、本体も家の中で組み立てます。 ボンドで接着後、ラチェット式の荷締めベルトで締め付けました。 ベルトはやわらかいかと思いきやギュッとしっかり締まりますね。 |
 | このまま夕方まで置いておきます(ちょっと邪魔です…)。 |
 | 2025年1月25日
今日は天板の加工。 天板を使用サイズにカット後、角を丸めます。 20mmRのテンプレートを当てて墨付けします。 |
 | 丸ノコでワンカット。 |
 | パターンビットで丸めます。 |
 | きれいに削れました。 |
 | 3mmRの丸面ビットで軽めに面取りしました。 この後、家に入れて水引きして今日の作業は終了です。 |
 | 2025年1月27日
ゴールが見えて来たので、アクセル全開で行きますよ!
天板をサンディングします。 #180、#240と番手を上げました。 |
 | 隅木を作ります。 45度切断治具で2回カット。 |
 | 端材でこんな治具を作りました。 |
 | 隅木にこの様に当てて穴開けします。 |
 | ドリルビットが逃げることなく材のセンターに穴を開けられます。 |
 | 隅木を取り付けました。 幕板のヘリよりほんの少し下げてあります。これで天板がしっかり固定されます。
残るは塗装のみ。ここのところ暖かいのでこの陽気がしばらく続いてほしいところです。 |
 | 2025年2月1日
今年は暖かい冬で、雪がほとんど降らなかったのですが、ここ2〜3日は大雪。工房も雪に埋もれてしまったので、掘り出してからの作業です。
今日は塗装。 スポンジ刷毛でウレタンニスを塗りました。 |
 | 一度目の塗装終了。 冬場なのでしばらくこのまま乾燥させます。 |
 | 2025年2月9日
2回目の塗装をします。 #240のサンドペーパーで軽くサンディングして表面をすべすべにしてからウレタンニスを塗ります。 スポンジ刷毛は刷毛目も出ずにいい塩梅です。 |
 | またしばらく乾燥させます。 |
 | 2025年2月11日
今日で完成させますよ!
天板の上に本体を乗せ、位置決めしたらビス止めします。 |
 | 完成です。 手前の桟を付けず、向こう側の桟もかなり上に付けましたが、思ったよりしっかりできました。 |