tbaisen01.jpg(54446 byte)2024年9月22日

早速手回し焙煎機で焙煎してみました。

生豆を計量し、焙煎前の重さを控えておきます。
焙煎後にも重さを計り、焙煎前の重さ÷焙煎後の重さを計算し、焙煎指数を出します。

焙煎指数は焙煎の深さの指標です。
好みの焙煎度合いの時の焙煎指数を覚えておくといつでも同じ様に焙煎できます。
tbaisen02.jpg(59518 byte)ペットボトルでジョウゴを作りました。
tbaisen03.jpg(52892 byte)生豆を手回し焙煎機に入れるのに丁度いいです。
tbaisen04.jpg(62034 byte)カセットコンロにセットして焙煎開始。
1秒で2回転ぐらいのスピードで回します。

弱火でしっかり水抜きするのがキモ。水抜きが不充分だとエグミが出て不味いコーヒーになってしまいます。
今まで何度もこれで泣いています(汗)
tbaisen05.jpg(65300 byte)焙煎中はチャフ(薄皮のはがれたもの)と煙が出るので、家の中では後片付けがちょっと大変です。

私は工房でやっています。
tbaisen06.jpg(74982 byte)焙煎終了。

私は深煎りが好きなので、2ハゼが終わったあたりで焙煎を終えています。イタリアンぐらいでしょうか。

今現在の手回し焙煎機の焙煎手順をまとめてみました。
キモは回している豆の音が軽い音になるまで水抜きを行う事と1ハゼの時間を揃える事、1ハゼ後はむやみに火加減をいじらない事でしょうか。
tbaisen07.jpg(50682 byte)マスキングテープに焙煎日、1ハゼの時間、焙煎指数、銘柄、焙煎度合いを記入して瓶に貼り付けています。

蓋をせず、2〜3日ぐらい寝かせると雑味が飛んで味が落ち着いて来ます。フレッシュな豆はおいしいですよ!

飲み切るまで蓋はしないのがいい様です。どんどん味がまろやかになって来ます。
tbaisen08.jpg(43552 byte)焙煎後すぐですが、待ちきれずに淹れてみました。

まだ味が落ち着いていないので、少し雑味も感じますが、さっぱり味でエグミもなく、おいしく焙煎出来たと思います。

今回、コロンビア、ブラジル、ホンジュラスと3回焙煎しましたが、火加減さえ間違えなければ安定して焙煎できます。
なんと言ってもハンドルをくるくる回すだけなので、超楽ちんです。
手網焙煎の時はギンナン煎りを両手でひたすら20分ぐらい振っていたので、それに比べれば天国です(笑)。