![]() | 2006年06月06日 トイレットペーパーなどを入れておく本棚のような棚を作ります。 横幅300mmぐらいと550mmぐらいの2台作り、並べて使います。小さいほうの上には電話を、大きいほうの上には13インチのテレビを乗せる予定。できるだけ早く使いたいので、ネジ留めダボ打ちで作ります。 急いでいますが、板矧ぎは手押しと自動カンナを使って板厚を合わせてから行いました。ここをしっかりとやっておくと、目違いがほとんど出ないので後が楽です。材の加工は手押し、自動カンナを使った板矧ぎを参考にしてください。 |
![]() | 木工ボンドを伸ばすのにタモの端材で作ったヘラを使ってます。ボンドに当たるほうにはギザギザを入れてあります。 |
![]() | ボンドはほんの少しつけて全体に伸ばします。ボンドも無駄にならず、材の全体にボンドが広がっているので、矧いだ時に一部分だけくっつかないというようなことがありません。とっても便利! |
![]() | ランダムアクションサンダーで目違いを取り、表面を仕上げます。#80、#120、#240と番手を上げていきました。今までは途中の#120をかけていませんでしたが、順番に番手を上げていくほうが仕上がりもきれいになり、時間もそれほど違いませんでした。手を抜かず、基本に沿って作業をするのが一番いいようです。 |
![]() | 木取り終了。 棚板にN♪Familyさんからいただいたパイン材を使わせていただきました。手前の3枚です。パイン材は切っていると甘いなんともいえないいい香りがしました。SPFとはやはり違いますね! |
![]() | ビス留めする所を墨付けします。ストッパー付き鋼尺を2つ使って点で墨付けします。同じ場所に何度も墨付けする時は寸法の間違いもせず、そそっかしい私にはこれしかない!という方法です(笑)。また、穴開け後は墨線も残らず、一石二鳥。 |
![]() | コーススレッドの下穴は下穴ドリルとドリルガイドで開けます。下穴といっしょにダボの穴も開けられるので便利です。あらかじめキリで目印を付けておくとセンターがずれません。 |
![]() | 久しぶりに助手治具登場です。棚板にボンドをつけてコーススレッドで留めます。棚板の厚みのセンターに墨線を引いて、センターで位置合わせしました。棚板の上や下で位置合わせすると、よく間違えるのですよね・・・ |
![]() | 1.5mmRの丸面ビットで面取り。 |
![]() | ダボ埋めしたらダボ切りノコで切断。 |
![]() | とりあえず枠のみ完成。シャブシャブのウレタンニスで塗装します。2〜3回重ね塗りの予定。 |
![]() | 前の写真の右側の幅の狭い棚の上の段には引出しを入れます。 この前作ったバンドソーホゾ切り治具で引出しのホゾを切ります。引出しの高さが120mmと高いのでバンドソーの刃とテーブルの直角は十分調整してから切り目を入れます。 |
![]() | 木端にも切込みを入れておきます。 |
![]() | あとはホゾ切り治具でホゾの厚さを決めます。ホゾの厚さは10mm厚の予定でしたが、引出しの横板を15mm厚にしたので、10mm厚のホゾではバランスが悪かったので、6mm厚のホゾにしました。8mmのビットがあるとちょうどいい感じですが、あいにく手持ちに8mmのビットがないので、6mmにしました。 バンドソーでワンカットしているので、ささくれも出ず、きれいにできました(^_^)v |
![]() | 引出しにホゾ穴を開けます。6mmのスパイラルビットと直線切り治具、十字型ストッパー治具で。 |
![]() | 組み立てます。ちょっと歪んでいたので斜めにクランプをして矯正してます。 前板の厚さは17mmぐらい。横板は15mmぐらいにしました。自動カンナがあると、材の厚さを自由に決められるので、作品の自由度が広がります! |
![]() | 引出し受けの棚板の奥行きを短くして、背板との間が10mm開く様にしました。これで引出しの開け閉めがスムーズになるはずです。 |
![]() | 手前の下部にハカマって言うのでしょうか?目隠しの板を取付けます。 すでに塗装をしてしまったので、このままではボンドが効きません(汗)サンドペーパーで塗装をはがしてから接着しました。 |
![]() | 引出しのストッパーを取付けます。端材を両面テープで留めて引出しが枠とぴったり合うようにします。 |
![]() | 引出しの後ろに端材で作ったストッパーを取付けます。 この写真では引出し受けの棚板が短いのがわかると思います。背板を貼った時にこの部分が空気の通り道になります。 |
![]() | 背板を張って完成です。 引出しは予定通りスムーズに出し入れできました(^_^)v |
![]() | 部屋に置いたらこんな感じになりました。チャチャッと作った割には家具らしく見えます(笑) |