butsudai01.jpg(19585 byte)2025年8月16日

父親の仏壇はとりあえず和室の箪笥の上に置いてありますが、日があたる場所なので、隣に仏壇用の台を作る事にしました。

せっかくなので引出しを付けて仏壇用品や革細工の道具、プリンター用品など、たくさん収納できる様にしました。

図面ができると何の事はない、普通の箪笥ですね(笑)。
材料の節約と重さを軽くしたいので、かまち組みにしました。
butsudai02.jpg(33815 byte)先ずは本体を作ります。
butsudai03.jpg(17776 byte)三面図。
写真クリックで大きくなります。
butsudai04.jpg(17538 byte)木取り図。
写真クリックで大きくなります。
butsudai05.jpg(62935 byte)荒木取りしてバンドソーで55mmぐらいに切断。
自動カンナで厚みと幅を決めました。
butsudai06.jpg(62809 byte)本日ここまで。

お盆だというのに北海道もまだまだ蒸し暑いですね。今日は切れのいいところで早めに切り上げました。
butsudai07.jpg(64120 byte)2025年8月19日

引出し受けの前後の桟にホゾを作りました。
長さ10mm、幅も10mmにしました。
butsudai08.jpg(55970 byte)引出し受けの左右の桟用のホゾ穴の墨付けをしました。
肩口は7mmに設定しました。
butsudai09.jpg(75051 byte)2025年8月21日

ほぞ穴を開けます。
ホゾ穴堀治具と6mmのエンドミルを使い、こちら側でワンカット。ひっくり返してもうワンカットしてセンターにホゾ穴を開けます。
butsudai10.jpg(45986 byte)ホゾ穴の幅は9mmぐらいにしました。
butsudai11.jpg(54470 byte)本日の成果。
手前が引出し受けの長手の桟。奥が側板の縦框の材です。
butsudai12.jpg(50295 byte)2025年8月23日

この前開けたホゾ穴に合わせてホゾを作りました。
幅、片口の寸法は現物合わせです。
butsudai13.jpg(75214 byte)側板用の框に鏡板を入れる溝を掘ります。鏡板はお手軽に4mmのシナベニヤにしました。
butsudai14.jpg(51092 byte)水引きしました。
今日はここまで。
butsudai15.jpg(86650 byte)2025年8月24日

オービタルサンダーでサンディング。
幅が狭いので、2枚ずつです。
butsudai16.jpg(70808 byte)引出し受けを組み立てました。
対角の寸法を測り、矩には気を付けました。
butsudai17.jpg(49817 byte)4mmシナベニヤで鏡板を切り出し、側の框を仮組みしてみました。
いい感じ。
butsudai18.jpg(54591 byte)鏡板を水性ステインで塗装しました。

1×材は経年変化であめ色に色付くのですが、シナベニヤはそれほど変色しないので、あらかじめ色付けして使い込んだ時に色目が合う様にと考えました。
新しいうちは違和感があるかも・・・。
butsudai19.jpg(58333 byte)2025年8月26日

鏡板を入れて側の框を組み立てます。
butsudai20.jpg(58422 byte)引出し受けの桟を入れるほぞ穴を掘ります。
10mmストレートビットと直線切り治具、十字型ストップ治具で。
butsudai21.jpg(63939 byte)2025年8月30日

仮組みしてみました。
butsudai22.jpg(61298 byte)いい感じです。
butsudai23.jpg(50698 byte)後から分解できる様に今回はボンド止めではなく、ビス止めにしました。
下穴を開け、コーススレッドで固定。
butsudai24.jpg(51743 byte)3mmRの丸面ビットで軽く面取りしました。