![]() | 2024年4月14日 長くなったので新しい記事にしました。 前の記事はこちらをご覧ください。 本体は完成したので、次は引出し部分を作ります。 先ずは引出しの枠。 全体図。 |
![]() | 木取り図。 |
![]() | 側板用に厚み方向に3枚矧ぎ合わせ。 クランプ総動員です。 |
![]() | 天板、底板用の板矧ぎもしました。 |
![]() | 最後に自動カンナを通して荒木取り終了。 |
![]() | 2024年4月16日 昨日は観測史上最速の夏日で26℃。今日も20℃越えの温かさ。初夏を通り越して真夏の暑さです。 暑さに負けず、本木取りしました。 次回から楽しいホゾ、ホゾ穴作りです。 |
![]() | 2024年4月20日 引出しの枠にホゾ、ホゾ穴を作ります。 最初は底板に10mmのホゾを作ります。 |
![]() | 底板は12mm厚にしたので、ホゾは厚みのセンターから上にずらして作りました。 ホゾの厚みは6mm。 |
![]() | 側板の厚みは25mm。ホゾは内側に寄せて作りました。 天板のスライド用の溝と干渉しない様に。 |
![]() | 天板に側板用のホゾ穴を掘ります。 位置決めは現物合わせで。 |
![]() | 今回もやってしまいました。ホゾ穴を掘り過ぎました。 いつもの事なので、慌てず騒がずホゾ穴埋めの材を用意。 |
![]() | ボンドで接着しました。 0.5mmぐらい飛び出た部分は乾燥してからカンナで削ります。 |
![]() | 仮組みしてみました。 いい感じ。 |
![]() | 2024年4月21日 昨日の続きを。 水引きしてサンディング。 #180、#240と番手を上げました。 |
![]() | 組立てました。 |
![]() | 2024年4月23日 引出しを作ります。 手押し、自動カンナで木作りをしたら前板と向こう板にホゾを作ります。 10mm用ホゾ作り治具で。 |
![]() | 写真ではよく分かりませんが、ホゾは厚みのセンターからずらしてあります。 ホゾの厚みは4mmにしました。 |
![]() | バンドソーでホゾの長さを5mmぐらいに詰めます。 この方法だと10mm用のホゾ作り治具が使え、荒木取りもいつも通りのやり方でできるので、作業ミスが起きにくいと思います。 |
![]() | ホゾに現物合わせでホゾ穴を掘ります。 |
![]() | 向こう板は10mm幅が狭いので、間違えない様に。良くやらかすのですよね(笑)。 |
![]() | 仮組み。いい感じ。 底板は4mm厚か6mm厚かまだ決めていないので、今回はこれで終了。ベニヤ板を購入してからホゾ穴を開けます。 |
![]() | 枠に入れてみました。 ガタ付かず、きつからず、いい感じで入りました。 |
![]() | 2024年4月27日 午前中に少し時間があったので、前回の続きを。 引出し枠支えの材を木作りしました。 |
![]() | 引出し枠に合わせてみました。いい塩梅。 |
![]() | こんな感じで引き出します。 |
![]() | 2024年4月29日 今日も午後から少し時間が出来たので、前回の続きを。 引出し枠天板に引出し枠を支える雇いザネの溝を掘ります。 ホゾ穴掘り治具をフェンスにして6mmのエンドミルで。 |
![]() | 後ろからパチリ。 前側は30mmぐらい残しました。 |
![]() | 引出し枠支えの材も同じ治具で溝堀り。 これで基準面は面一になります。 |
![]() | 仮組みして引出しの動き具合をチェック。 少しきつめで引き出しにくかったので、引出し枠天板の溝を少し広くしました。 |
![]() | スムーズに引き出せます。いい塩梅。 |
![]() | 2024年5月4日 大型連休で気温もだいぶ上がって来ました。 畑作業もあるのですが、木工優先です。 引出し枠に引き手をボンドで貼り付けました。 |
![]() | 引出し枠支えにサネを貼り付け。 サネは硬木のタモにしました。 |
![]() | 引出し枠目隠し板に6mmのホゾを作り、バンドソーで両端を35mmぐらい落としました。 |
![]() | 残った部分はトリマーテーブルで面一に削りました。 |
![]() | いい感じ。 |
![]() | 引出し枠目隠し板を取り付けました。 形が見えてきましたね。 |
![]() | 2024年5月6日 暖かくなって来たので、どんどん行きますよ! 引出し枠支えにビス止めの下穴を開けます。 先ずはプロメンで深さ5mmぐらいの下穴を開けます。 |
![]() | 4mm径のドリルビットでセンターに穴を貫通させます。 |
![]() | 本体の前面から5mm下げて引出し枠支えをビス止めします。コーススレッドでしっかり固定。 |
![]() | 形が見えて来ましたよ! |
![]() | 引出し枠を引き出した状態。 普段はここに仏具を置いて使います。 |
![]() | 引出しの底板を入れる溝を掘りました。 |
![]() | クランプで軽く締め付けます。矩には気を付けて。 |
![]() | 2024年5月12日 引出し引き手のテンプレートを作ります。 穴の部分と、10mmぐらい大きい引き手部分の2種類のテンプレートを作りました。 |
![]() | 端材で試作します。 センター合わせで墨付け。 |
![]() | バンドソーで粗々切断後、小さなテンプレートで穴開け。12.7mmのフラッシュトリムビットで。 |
![]() | 大きなテンプレートで引き手部分を掘り込みます。 |
![]() | 表から。 |
![]() | 裏から。 |
![]() | 仮に止めてみました。 |
![]() | 大きさ、引き手の感じ、どちらもいい塩梅です。 |
![]() | 飾り前板に加工して仮に当ててみました。 |
![]() | いい感じです。 取り付ける時は高さ、幅の微調整が必要です。 |
![]() | 2段階に引き出せます。 |
![]() | 2024年5月19日 台輪に扉用の引き手を掘り込みます。 |
![]() | 仮に置いてみました。 |
![]() | 扉はこんな感じで納まります。 下に指を入れて開く感じです。 |
![]() | ウレタンニスで塗装します。 自作のスポンジ刷毛を使ってみましたが、いい感じです。 |
![]() | 本体も塗装。 |
![]() | 1回目終了。 あと何度か塗り重ねます。 |
![]() | 2024年6月3日 ウレタンニスは3回塗り重ねました。 ツルツル、すべすべになりましたよ! スポンジ刷毛は厚塗りは出来ませんが、塗りムラにもならず、刷毛目も出ないので使いやすいです。 なんと言っても最後はポイと捨てるだけなのが何より楽ちんです! 台輪を取り付けます。 本体を逆さにして位置決め後、クランプで固定して裏からビス止めです。 |
![]() | 引出しの飾り前板を取り付けます。 下にトランプを挟み高さ調整し、裏からビス止めしました。 |
![]() | バランスよく取り付けられました。 |
![]() | 形が見えてきましたね〜〜。 |
![]() | 2024年6月6日 背板の飾りを作ります。 色目が欲しいので、チェリーをベースにその上にメープルを貼り付けます。 バンドソーでそれぞれの板を7〜8mmぐらいに挽き割り。 |
![]() | 板矧ぎしました。 手前がチェリー、奥がメープル。 |
![]() | 2024年6月9日 チェリーとメープルを接着。 クランプ総動員です。 |
![]() | 仕上がり寸法にカットして背板に貼り付けます。ボンドだけではずれて来るので、貼り付けは両面テープとボンドの併用で。 |
![]() | 仮に入れてみました。いい感じ。 |
![]() | 背板をウレタンニスで塗装します。 広葉樹の飾り部分は塗装しないので養生してから塗装しました。 スポンジ刷毛が背板でも活躍。使いやすいですね。もう刷毛には戻れません。 背板も3度ぐらい塗り重ねます。 |
![]() | 2024年6月19日 前回作った背板は最後に取り付けます。その前に、扉を作ります。 扉は4枚。センターの隙間が1mmぐらいになる様に木取りしました。 仮に取り付けてみました。いい感じ。 |
![]() | 扉の中央の下部に引く時の手掛かりになる隙間を作ります。 25mmのディッシュビットで。 形が見えてきたので、俄然楽しくなってきました! 畑仕事も忙しくなって来たのですが、木工作業が一番ですね! |
![]() | 2024年6月22日 扉を塗装しました。 スポンジ刷毛で3回塗り重ねます。 |
![]() | 2024年6月24日 扉を取り付けて行きます。 扉の下部にマグネットキャッチを取り付ける部分を掘り込みます。 6mmのエンドミルと直線切り治具、十字型ストップ治具で。 |
![]() | 薄型のマグネットキャッチを取り付けました。 左は衝撃吸収のダンパーを貼り付けたところ。 どちらかいい方で最終決定します。 |
![]() | マグネットキャッチの受けを本体に取り付け。 こちらは掘り込まずにねじ止めしました。 |
![]() | 2枚の扉を丁番で連結。 ずれない様に下部に端材を当てて位置合わせをしました。 |
![]() | 扉を本体に取り付け。 |
![]() | 下部の隙間は取り付けてから微調整しました。 いい感じ! |
![]() | 開いたところ。 背板も入れて本体は完成です。 最後に須弥壇というのでしょうか?飾り棚を作れば完成です。 あともう一息です! |
![]() | 2024年6月30日 須弥壇というのでしょうか?棚板の上に乗せる取り外しの出来る飾り棚を作ります。 飾り棚の天板に棚板と同じカーブを作ります。 天板で使ったテンプレートを使い成形します。 材をバンドソーで仕上がりの墨線の少し外側で切り出しました。 上がテンプレート、下が荒切りした材です。 |
![]() | 曲線を逆目にならない様に削るにはパターンビットとフラッシュトリムビットの2本を使い分ける必要があるのですが、それが結構面倒なのですよね。 今回は新兵器が登場。 ビットの上下にベアリングが付いたトップ&ボトムボールベアリングフライスカッターを使います。 |
![]() | 初めにテンプレートを上にして向こう側を削ります。 |
![]() | この時は軸側のベアリングを使います。 |
![]() | 次にひっくり返し、テンプレートを下にして削ります。 この時は先端のベアリングを使います。 セッティング変更を忘れると全く削れないのでお気を付けを(笑)。 |
![]() | 順目で削れているのできれいな仕上がり。 |
![]() | 反対側も同じく順目できれいです。 |
![]() | 天板が形になりました。 |
![]() | 2024年7月4日 須弥壇の天板に逃げの溝を掘ります。 6mm用の直線切り治具と十字型ストップ治具で。 |
![]() | きれいに出来ました。 |
![]() | 足を入れるホゾ穴を掘ります。 |
![]() | 仮組みしました。いい感じ。 |
![]() | ボンドで接着します。クランプ総動員です。 |
![]() | 2024年7月5日 須弥壇をウレタンニスで塗装しました。 3カ月近くもかかってしまいましたが、これでようやく完成です! |
![]() | 扉を閉めた状態。 写真クリックで大きくなります。 |
![]() | 扉を開きました。 写真クリックで大きくなります。 |
![]() | 須弥壇を外して使う事も出来ます。 |
![]() | 普段は引出しを引いておりんや香炉を乗せて使います。 |
![]() | 線香やローソクなどの小物はここに。 |