![]() | 2009年2月2日 ファン感謝デーの時の日ハムファイターズ、武田久と星野選手のサイン色紙。 会場には行っていたのですが、先着何名に間に合わずガッカリしていたところ、会場で子供の友達に偶然会い、いただいた物です。 決まった飾る場所が無く、いつも机の上をあちこち移動しています。子供から額縁の製作依頼があったので、ホイホイと作り始めました。 |
![]() | 手押し、自動カンナでSPFの板厚を決めたら、仕上がり寸法+2mmぐらいにバンドソーで切断。 この後、手押しと自動で本木取りするので、丸ノコを使うよりこの方が安全ですね。 ただ、私の工房ではバンドソーをその都度出してこなければならないのでちょっと面倒ではありますが・・・。安全優先ということで、これからは出来るだけこの方法で荒木取りして行きますね。 |
![]() | 手押しカンナで一面の矩出し。 フェンスの下の方が微妙に反っていたので、テープを貼り付けて矯正してます。これで、1×6材もこの様に幅の狭い材もいちいちフェンスの角度を変えなくても大体矩に削れる様になりました。 上級機種はフェンスもしっかりしているのでしょうね・・・ |
![]() | 額縁に使う材+治具にする材で5本切り出しました。 自動カンナで幅を決めます。今回は26mmぐらいにしました。 |
![]() | 最初に治具にする材を削ります。 スペーサーにする為、ボール紙を切り出しました。 |
![]() | 今回は4枚重ねて張り付け。約4mmです。 |
![]() | ボール紙を貼り付けた面を下にして、自動カンナをかけます。 一度に削り過ぎないように、何度かに分けて削ります。 |
![]() | こんな感じ。斜めに削れました。 |
![]() | これを治具として、額縁の材を両面テープで貼り付けます。テープは両端と真ん中にそれぞれほんの少しでいいです。多いとあとから剥がせなくなります(汗) 治具を使うポイントは削った面を下にする事です。これで削った面と同じ角度で額縁の材が削れます。 |
![]() | 削った後です。きれいに斜めに削れていますね。大成功! 上の材の左側が厚く写ってますが、これはカメラのレンズのせいです。実際は下の治具と平行に削れてます。 治具は次に額縁を作る時の為に保存して置きます。 |
![]() | 上下、左右の材をそれぞれ両面テープで貼り付け、丸ノコで仕上がり寸法にカットします。 これで、長さがぴたりと揃った材が2ペア出来ました。 |
![]() | 水引きして家の中で乾燥中。 今日は用事を済ませて、夕方2時間の勝負でした。充実した1日です。今日の作業はここまで。 |
![]() | 2009年2月3日 今日は節分。たった今鬼になってました(笑)。北海道で撒く豆は殻付きの落花生。撒いた後に拾った豆も食べられます(^_^)v 昨日の続きを。 裏の段欠きをします。2本の材を両面テープで貼り付け、安定して削れる様にしました。 ホゾ穴掘り治具で削りました。 |
![]() | 材の角を45度に切ります。留め切り治具で。 先ずは右側で切ります。 |
![]() | それと合わさる面を左側で切ります。こうするとぴたりと切断面が合うはずです。 |
![]() | すべて切断して合わせてみましたが、どうもピタリと行きません。 切断するときに両面テープでフェンスに固定せず、手持ちでやったので微妙にずれたようです(汗) 何事も手抜きはいけませんね・・・ |
![]() | 気を取り直し、今度は材2本を両面テープでしっかりとフェンスに固定して、一度に切断しました。 4辺切断して合わせてみると、まだ少し隙間があります。もう一度切断したいところでしたが、サイン色紙に対して額縁の大きさの余裕を殆ど取っていなかったので、これ以上切断するとサイン色紙が入らなくなります。我慢して次の工程へ。 |
![]() | 最後の水引きをしてサンディング。つるつるになりましたよ〜〜! |
![]() | ボンドを塗って組み立て。 |
![]() | いちばん開いているところでこのぐらい。内側が少し隙間が開いてますね。底の方はしっかりと密着しているので、加工精度はしっかりと出ています。もう一度切断できればピタリと合った筈なのでちょっと悔しい・・・ |
![]() | 裏側から。段欠きもピタリと合ってます。 |
![]() | 仮に色紙を入れてみました。周りに10〜20mmぐらい余裕があったほうが高級そうに見えましたね。次回はもう少し考えて作ります(汗) あとはカンザシで補強したらほぼ完成です。カンザシ治具も作りますよ〜〜! |
![]() | 2009年2月12日 カンザシ治具も完成したので、カンザシを入れます。 3mmのエンドミルで、表側からと裏側から2回削り、3.5mmぐらいのカンザシ用の溝にしました。 |
![]() | 溝を先に掘ってチギリの厚さを溝に合わせるのか、チギリの厚さに合わせて溝を掘るのか・・・。どちらがいいかは難しいところです。今回は前者の方法でやってみました。 今掘った溝に合わせて自動カンナでチギリの材の厚みを決めます。材はブラックウオールナットです。 |
![]() | そのままでは薄すぎて自動カンナにかからないので、平面の出た材に両面テープで貼り付けて自動に通しました。 両面テープはほんの少しでいいです。多いとあとから剥がすのが大変になります(汗) |
![]() | きつめに入るようにしようと思っていましたが、楽に入ってしまいました。ほんの少し削りすぎた様です。でも、どうにか許容範囲。 最後の微調整は手カンナがいいのでしょうね。 |
![]() | チギリの無駄が出ない様に45度にカット。 |
![]() | 4枚切れました。 |
![]() | ボンドで接着中。 |
![]() | はみ出た部分はダボ切りノコとサンディングブロックで仕上げます。 |
![]() | 隙間も無く、角もしっかり立っていい感じです。カンザシの幅も厚過ぎず薄過ぎずでちょうどいいですね。 |
![]() | ウレタンニスを塗ります。 塗装するとブラックウオールナットの色が濃くなり、ますますいい感じになりました(^_^) |
![]() | 到着したばかりのボッシュ君を早速使ってみました。・・・とは言っても、背板をちょっと削っただけですが。 ボッシュ君でのサンディング、楽チンですよ〜〜! |
![]() | 取付けの金具は100均で「写真立て補修セット」というのを購入。100均って、何でもありますねぇ・・・ |
![]() | 背板固定金具と吊り下げ用の金具を取付けました。 2つ下の写真を見ていただくと分かりますが、吊り下げる為の紐が見えてしまいました。吊り下げ用の金具は写真の背板固定金具のちょっと上あたりに取付けた方が良かったようです。 |
![]() | 額縁の前面はガラスの代わりにカードケースを使いました。 これならカッターで加工できます。おまけに安い! 強度が無いので、四隅を両面テープで額縁に貼り付け、ずれない様にしました。 |
![]() | 完成です。 完成して子供に見せたところ「お父さんすごいっ!」と喜んでくれました。うれしい一言です(^_^) |
![]() | 早速机の上に飾りました。 |