![]() | 2009年2月15日 ご近所さんに頼まれたスパイスラックを作ります。 先ずは背板の挽き割り。1×4材を事前に手押しで4面削ってます。バンドソーでの挽き割りは久しぶりだなぁ〜〜。 イメージよりスイスイと切れなかったので、そのうちブレードを砥いで見ようかな・・・ |
![]() | 6〜7mm厚に仕上げますが、そのままでは薄すぎて自動にかからないので、下に合板を敷いて自動にかけました。 |
![]() | 背板完成。 |
![]() | 次は本体。 荒木取りして板矧ぎした材を自動で厚さを16mmに揃えました。小物なので板厚は少し薄めに。 |
![]() | 本木取り終了。 左から棚板、側板、底板、天板です。 |
![]() | 次はホゾ切り。 きれいに仕上がる様に、罫引きで切れ目を入れて置きます。 |
![]() | ホゾ切り治具でホゾ切り。 今回はホゾの長さ10mmです。いちばん幅広の材はホゾ切り治具の幅ギリギリの150mmでした。 |
![]() | 上の棚板は四方胴付きホゾ、下の底板は片胴肩付きホゾです(この言い方で間違いないでしょうか?自信ないです・・・)。 ホゾの幅は6mm。 |
![]() | 次はホゾ穴。 6mm用の直線切り治具と十字型ストッパー治具で。 ビットは6mmのダウンカットスパイラルビットを使いました。今回の様に切り粉がうまく排出されるような場面では、ダウンカットスパイラルは最高の仕事をしてくれます。 |
![]() | ダウンカットスパイラルで掘ったホゾ穴です。掘っただけで何も手を加えていないのですよ〜〜! 言う事無しの仕上がりですね! いつもは夕方6時ぐらいまでで撤収して反省会に入るのですが、今日は7時半ぐらいまでやってました。小物はどんどん形が見えてくるので、なかなかやめられませんねぇ〜〜! |
![]() | 2009年2月17日 側板前面のカーブを作ります。 JW−CADで描いた図面を貼り付け、バンドソーで墨線のほんの少し外側をカット。 ブレードは6mmを使いましたが、カーブ部分がちょっときつかった。よほど大きなRでない限り、カーブがある時は3mmを使うのが良さそうです。 |
![]() | ドラムサンダーで仕上げます。 |
![]() | もう1枚の側板はバンドソーで墨線の外をラフに切っておきます。これを先ほどの側板に重ねてフラッシュトリミングビットで仕上げます。 |
![]() | ぴたりと同じ形になりました。 |
![]() | 仮に組んでみました。 ん〜〜!いい感じ。 |
![]() | 水引きしてオービタルサンダーでサンディング。木端と木口はサンディングブロックで。 今回がオービタルサンダーの本番初仕事。サンダーより幅の狭い材では角がダレるかと思っていましたが、そんな事はなかったです。よほど細い材以外は大丈夫ですね。 |
![]() | 3mmの丸面ビットで面取り。 この後2度目の水引きをして、今日は終了です。 形が見えてきたので、やる気が湧き出てますよ〜〜! |
![]() | 2009年2月22日 2度目の水引きと、サンダーがけ終了。その後、組み立てました。 クランプに磁石付きクランプ当て板を当て、締め付けました。力いっぱい締め付けても側板は傷つきません。これ、いいですよ〜〜! 接着剤が乾いたら、側板と側板の間の寸法を現物合わせで測定。墨付けして天板にホゾ穴を掘ります。 |
![]() | 天板のホゾ穴は6mmのダウンカットスパイラルビットで。 |
![]() | 天板の角を15mmRのテンプレートとパターンビットで面取り。 |
![]() | 天板の後ろに背板を入れる段欠きを掘り込みます。 |
![]() | 段欠きの角が丸くなるので、ノミで四角くします。 |
![]() | 天板も乗りました。 あとは背板を貼り付け、塗装すれば完成です。もう一息! |
![]() | 2009年2月23日 背板は相欠きにします。 片側は5mm、反対側は8mm削り、合わせた時に3mm隙間が開く様にしました。 |
![]() | 背板を取付けました。 |
![]() | 隙間の具合はこんな感じ。いい感じですよ〜〜! |
![]() | 裏側です。 背板は真鍮釘で留めてみました。背板の上は段差もなく、ぴたりと納まってます。 あとは塗装です。オスモを塗ってみようと思ってます。 |
![]() | 2009年2月27日 朝の30分木工で塗装。オスモのパインです。 ウエスで良く刷り込む様に塗って、しばらく置き、きれいなウエスでふき取ります。一晩乾燥後、上からノーマルクリアーを塗りました。 |
![]() | 完成。 初めてのオスモで、おまけに着色塗装でしたが、なかなかいい感じです! |