留切り治具

	２０２５年５月２２日今作っている木の家の屋根の先を留加工する必要があるので、留切り治具を作ってみました。屋根の角度は９０度ではないので、現物合わせで角度を設定して留加工できる様に考えました。端材のフローリングの板があったのでこれで作ります。四辺の矩を正確に出してカットします。
	端材で丸ノコのガイドを作り、両面テープで貼り付けます。
	ヘリにぴたりと合わせて貼り付けました。
	ビスで固定。
	丸ノコで途中までワンカットします。
	これで形は出来ました。
	丸ノコでカットした端からマジックでガイドの線を引きます。これで留切り治具の完成です。
	使えるかどうかテストカットしてみます。木の家の屋根をガイドにして位置合わせをします。
	屋根のセンターを丸ノコのラインの中心に合わせます。
	底のセンターをマジックのガイドの線に合わせます。
	屋根の材をガイドに合わせて両面テープで固定。
	ガイドを外します。右側にはもう一本の屋根の材を当てて転び止めにします。
	裏返して丸ノコでカット。
	切断出来ました。
	再度ガイドを位置合わせしてから右側の材を両面テープで固定して切断します。
	最後に二本を合わせてワンカットするので、再度ガイドを位置合わせして二本を両面テープで固定します。
	この段階では留部分は微妙にずれています。
	ガイドを外して裏返し、最後のワンカットをします。
	カット後はこんな感じになります。これでぴたりと合うはずです。
	合わせてみました。
	きれいに合っていますね！
	留加工は９０度で行うのが殆どだと思うので、９０度用のガイドを作りました。
	下部のセンターにマジックでガイド線を入れました。
	こんな感じで使います。
	留切り治具と９０度用のガイドが完成しました。