![]() | 2017年11月25日 布団からベッドに変更したいとの要望が出たり、子供用ベッドが小さくなったりしたので、思い切ってベッドを2台作る事にしました。 携帯や目覚まし時計を置きたいという事で、宮付きベッドにしました。 スケッチアップで図面を描きました。 図面クリックで大きくなります。 |
![]() | 描いた図面から簡単に木取り図を描けるプラグインを便利に使っています。 部材名と材のサイズを表示した図面が簡単に描けます。 詳しくはスケッチアップ(木取り図編)にまとめましたのでご覧下さい。 木取り図。 図面はクリックで大きくなります。 |
![]() | 今回はKD材を使ってみました。 幅105mm×厚さ30mmとベッドの構成材にはちょうど良いサイズ。人工乾燥してあるので狂いも少ないと読みました。さてさて、使ってみてどうなるでしょうか・・・ 側板と足の桟は幅130mmなので板矧ぎの必要あり。板矧ぎ用の材を作る為、105mmを3等分します。 丸ノコ用のガイドを使って切断しましたが、一本足のガイドは不安定で心もとないです。2本足のがっしりしたガイドがいいですね。 |
![]() | 2100mm以上あるので工房からかなりはみ出ています(笑) 外は雪が降っていたのですが、たまたまこの時は晴れ間が見えました。天気のいい時にいっきに切断しました。 |
![]() | 丸ノコを押し付けても材が動かない様にクランプでストッパーにしました。 これだけで材が動きにくくなり、かなり作業がやりやすくなりました。 |
![]() | 材が長すぎるので工房内では作業できず。 自動カンナを外に出し、畑に向かって厚み決めです。 畑は一面雪の絨毯。雪がつかない様に新聞などで材を受けました。この時も天気が良く、助かりました。 |
![]() | 板矧ぎ。ありったけのクランプを総動員です。 端から段差が出ない様に順番に慎重に締め付けて行きます。 一度に矧げるのは一本のみ。時間をかけて一本ずつ板矧ぎして行きますね。 |
![]() | 2017年11月26日 KD材は大きな節穴や逆目掘れなどは多めですね。今日は木取り後、節穴埋めに精を出していました(笑) |
![]() | 埋める節穴が多いので今回は木工用ボンドを使って埋めてみました。簡単で綺麗に埋まりましたよ。 木工ボンドで節穴埋め編にまとめたのでご覧下さい。 |
![]() | 材は下駄箱横のニッチスペースに置きました。玄関まで材で溢れています(笑) |
![]() | 2017年12月5日 今日は1×6材で宮部分を作りました。 木取り、木作り終了。 |
![]() | 頭の部分の材の角をバンドソーで四角く切り取り。 |
![]() | 材が長いので作業台で受けています。 |
![]() | 切り口はあまり綺麗ではありませんが、見えないところなのでこのまま使います。 |
![]() | 10mm用ホゾ作り治具登場。 |
![]() | 厚さ6mm弱の片胴ホゾにします。 |
![]() | 加工終了。 |
![]() | 次はホゾ穴。6mmのエンドミルとホゾ穴掘り治具を使います。 |
![]() | 奥に一箇所クランプで止めると材が動かず作業がはかどりました。 |
![]() | ヘッドボードの最上部の材は軽い曲線にしました。墨付けは端材を曲げ、定規にします。一人では出来ずに助手に手伝ってもらいました。 作業をしている時に腕がもう一本あればいいのにな・・・と思う場面がよくありますよね(笑) |
![]() | バンドソーで墨線の少し外側をカット。 |
![]() | ディスクサンダーできれいな曲線に。 削るのは片側半分だけ。これをテンプレートにします。 本当はベルトサンダーでやりたかったのですが、左の黒いフェンスが邪魔で大きな材は削れません。 久しぶりに使ったディスクサンダーは研磨力が強すぎてちょっと削りすぎてしまいました(汗) |
![]() | 先程削った材をテンプレートにしてもう一枚の材に墨付けし、バンドソーで切断。墨線の少し外側を残します。 |
![]() | 先程削った材をテンプレートにしてパターンビットで削ります。材の中心まで。 ひっくり返して反対側を削れば出来上がり。 |
![]() | 宮部分の加工が終わったので仮組みしてみました。いいんでない! |
![]() | 2017年12月10日 前回、長い材をベルトサンダーで削れなかったので調べてみると、黒いストッパーは外せるのですね。 早速丸裸にしました。 |
![]() | これで長い材も削れますね。集塵が課題ですが、とりあえずはこれで使いましょう。 ヘッドボードの足の上部を削っています。 |
![]() | 一本仕上げてこれをテンプレートにします。 ベルトサンダー、いいですね。手前の材はツルツルに仕上がっているの、わかります? |
![]() | パターンビットで習い加工。 |
![]() | 仕上げに軽くベルトサンダーをかけて2本目完成。 |
![]() | フットボードのホゾを作りました。長さは10mm。 |
![]() | ホゾに合わせてホゾ穴掘り。 ホゾとホゾ穴の順番が逆でしたね。先にホゾ穴を掘り、それに合わせてホゾを作った方がスムーズでした。 |
![]() | ノミで角を削ってホゾ穴完成。 |
![]() | 2017年12月11日 ベルトサンダーでサンディング。 集塵フェンスを付けて快適です。 幅の狭い材はベルトサンダーを使うと力もいらず、簡単にサンディング出来ますね。 |
![]() | フットボード組立て。 |
![]() | 2017年12月23日 年末大掃除で忙しいですが、合間を縫って木工。 年内にベッドを完成させたいので、精力的にやって行きますよ! ヘッドボードの組立て。スリムビスで止めて行きます。 下の桟は端材をスペーサーにして位置決めしました。 下の桟をビス止めする時はねじれが出ない様に両端一本ずつネジ止め後、柱を立ててビス止めしました。 |
![]() | ヘッドボード完成。 全てビス止めです。 |
![]() | 側板はフットボードに8mmのボルトで連結します。 側板にナットを入れる穴を開けました。38mm径のボアビットで。 |
![]() | ナットを止める面は平らに削ります。 6mmのエンドミルと直線切り治具、十字型ストップ治具で。 |
![]() | 面白い形になりました(笑) ボルトの穴は組んでから現物合わせで開けます。右からボルトが入って来て平面部分にナットが当たる予定。 |
![]() | 仮組みしてみました。いい感じ! |
![]() | 2017年12月31日 大晦日ですが、家の掃除は昨日までに終了。特にやる事がないので、木工を。 気温は低いのですが、天気が良く、木工日和です。 家の中で仮組みしてドリルビットでボルト穴のセンターに印を付けます。 |
![]() | 工房でボルト穴開け。目見当ですが、矩には気を付けました。 |
![]() | 組んでみます。 ボルトはうまく入りました。 |
![]() | 内側からナットで固定。いい塩梅です。 |
![]() | しっかり固定できました。 年内完成を目指していましたが、今年はこれまで。無理せず、残りは来年に回します。 |
![]() | 2018年1月1日 あけましておめでとうございます。 今年も木工に励みますよ! スノコを受ける桟を取付けます。 位置決め用にこの様な治具を作りました。端材を深さ2mmぐらいトリマーで削っただけです。 |
![]() | 材に押し当てて桟を位置決め。 |
![]() | うまく取付けられました。 桟を取付ける面は面取りしない予定だったのですが、勢いで面取りしてしまい、仕方なく2mmぐらいずらして取付けました。お粗末! |
![]() | 2018年1月2日 昨日までに本体は出来たので、あとはスノコを作れば完成です。頑張って作りますよ! スノコの材を木取り。たくさんありますね。 |
![]() | ボール盤でコーススレッドド止めの下穴を開けます。 大量に開けるので、端材でフェンスを作りました。 |
![]() | いよいよスノコの組立て。 四隅に一本ずつネジ止めし、対角線の寸法を測って矩を出したら残りを止めます。 スノコと本体の隙間は3mmぐらいしか取らなかったので、かなり慎重に矩出ししました。 |
![]() | スペーサーで隙間を決めながら次々とスノコ材を止めて行きます。 |
![]() | スノコ一枚完成。 ベッド2台分、4枚をいっきに作りました。 狭い工房で屈んでの長時間作業。すっかり腰が痛くなりました(笑) |
![]() | 部屋に部材を持ち込み、組立てました。 スノコも無事に入りひと安心。完成です! |
![]() | 宮部分。目覚ましや携帯が置けます。 |