![]() | 2012年8月7日 網戸は木取りで失敗してくじけ気味。頼まれていた5段引出しの木取りをしました。 250×650mmと小さめですが、引出しを5つ入れます。 図面。クリックで大きくなります。 |
![]() | いつもの様に荒木取りしたら手押しを使い、平面出しと矩出し。自動で分決めをします。 |
![]() | 荒木取り終了。 |
![]() | 2012年8月23日 お盆も過ぎたというのに、季節はずれの猛暑。ここ2〜3日は32〜33℃ぐらいになり、みんなぐったりしています。今日は雨が降って少し涼しい。久しぶりに工房に向かいました。 板矧ぎの準備です。1×6材を2枚半ぐらい矧ぐので、半端分をバンドソーで切り出しました。この前バンドソーのホイールバランスを調整してから、バンドソーを使うのが楽しくて、何かと引っ張り出しています(笑) |
![]() | 板矧ぎ。最近、タイトボンドVを使っています。粘度が低いので、塗ってからヘラで伸ばさなくても材をこすり合わせるだけで十分広がり、使い勝手が非常にいいですね。 |
![]() | 2012年8月24日 今日も午前中は雨模様。気温は25℃ぐらいですが、蒸し暑いですねぇ・・・ 昨日の続きを。自動カンナで厚みを揃えます。 |
![]() | 幅と長さを決めて本木取り終了。 |
![]() | 水引します。 |
![]() | #180でサンディング。 |
![]() | 棚板と桟にホゾを作ります。ホゾ穴堀り治具をフェンスにして削ります。 10mm長さのホゾは定番なので専用の治具を用意してあります。 |
![]() | 奥に当て板を当て、作業台の端を使ってこんな感じで削ります。 |
![]() | 桟は幅50mm。このぐらいの幅があればこの治具で削れます。 |
![]() | 長さ10mm、厚さ6mmのホゾ完成。 新しいデジカメはズームでもかなりアップの写真が撮れます。今回のホゾの写真は歪みもなく、自然な感じで撮れて満足です。 |
![]() | 棚板はこんな感じ。 |
![]() | 2012年9月9日 なんだか久しぶり、2週間ぶりの木工です。 この時期、畑仕事もいろいろあるのですが、あいにく今日は雨模様。午後から時間がとれたので、この前の続きを。 側板にホゾ穴を掘ります。ホゾの位置をシャープで墨付けします。鋼尺を使い正確に。 私はおっちょこちょいなので、掘り込む場所も斜め線で必ず書く様にしています。間違えて掘った事が何度あることか・・・(笑) |
![]() | 6mmのエンドミルで掘り込みます。 6mm用の直線切り治具と十字型ストップ治具を使います。 |
![]() | ホゾ穴掘り終了。 棚板5枚分と天板受けの材2枚分。 |
![]() | エンドミルはアップカットなので、若干ささくれが出ます。 |
![]() | サンディングブロックをかければささくれは綺麗に取れます。 今日はここまでで時間切れ。完成までもう一息! |
![]() | 2012年10月8日 記録的な暑さもようやく去り、秋らしくなって来ました。木工にはいい季節ですねぇ〜〜 ひと月ぶりの作業、前回はどこまで進んだのかすでに忘れてしまってます(汗) ホゾ穴の角をノミでさらいます。 ノミの切れ味も落ちて来ていたので、作業前に砥ぎました。初心者なので横ずり方式です。 |
![]() | いよいよ組立てです。 手早く組み立てて、当て板を当ててクランプで締め付けます。 もう一本腕がほしいですね〜〜(笑) |
![]() | 天板の取付け。 位置決めしたらクランプでしっかり固定してビス留めします。 |
![]() | 組み立て終了。 |
![]() | オスモのパインで塗装します。 たっぷり目に塗ってウエスで拭き取るとムラなくピカピカに仕上がります。 |
![]() | 本体の完成です。なかなかいいんでない! 次回からは引出しの加工に入ります。 5段分の引出しは作りがいありそうです(笑) |
![]() | 2012年10月21日 本体は完成したので、今回からは引出しに移ります。 図面を引いてみました。クリックで大きくなります。 |
![]() | 手押しと自動を使って平面出しと厚み決めをします。 手押しで基準面を出し、木端も矩出ししつつ角のRを削ります。 |
![]() | 自動でひたすら削ります。目標は12mm。 |
![]() | 1×6材から削り出したので、こんなに削りかすが・・・。40Lのゴミ袋1.5袋ぐらい出ました。 |
![]() | 水引きしてサンダーをかけるので厚さはこのぐらいで。 |
![]() | 今日の成果。 小さくても引出し5杯分なので、けっこうな量がありますね〜〜 |
![]() | 2012年11月3日 11月になり気温も一桁台に。おまけにここ2〜3日シトシト雨模様。フリースで防寒して、電気ストーブも焚きました。快適快適。 水引きした材をサンディング開始! |
![]() | 手持ち丸ノコで仕上がり寸法より少し幅広く切断して自動カンナで幅決めです。 |
![]() | こんなにたくさん端材が出ました。 |
![]() | 木取り終了。 |
![]() | 次はホゾを作ります。手作りの罫引きで罫書きます。 |
![]() | ホゾ穴堀り治具をフェンスにしてホゾ切りします。ビットは19mmのモーティシングビット。 |
![]() | たくさん出た端材から1本を選び、当て板に。これで欠ける事もありません。 |
![]() | 肩口も削ってホゾ完成。 |
![]() | 2012年11月26日 旭川はすっかり根雪模様。札幌も今朝ちょっぴり積もりました。 |
![]() | 工房天井の温度計はプラス4℃。よほど冷え込まない限りこのぐらいの温度で安定しています。 |
![]() | 前回でホゾが完成したので、今日はホゾ穴掘りです。ホゾ穴堀治具をフェンスにして使います。 ホゾ穴は4mm。4枚刃のエンドミルはよく切れますが、音が甲高く、耳栓は必須アイテムです。 |
![]() | ホゾ穴のストップ位置だけ罫書きます。 |
![]() | ホゾ穴掘り中。8mm深さのホゾ穴を一度に掘ってみましたが、危なげなく掘れました。エンドミル(スパイラルビット)の実力はすごいですね! |
![]() | 続けて底板を入れる溝を掘ります。 今回はクランプで材を固定してみました。クランプ無しだと左手で材を力を込めて抑えなければなりませんでしたが、クランプ有りだと左手で軽く材を抑えるだけでホゾ穴を掘れます。 安定してより安全に作業ができますね。面倒臭がらずに次からはクランプを使う様にします。 |
![]() | ホゾ穴の角をノミでさらってホゾ穴完成。 |
![]() | ボール盤で前板につまみを取付ける穴を開けます。 |
![]() | 現物合わせで実際に本体に入れてみて、高さを微調整し、引出し5杯分の加工終了。 |
![]() | 2012年12月9日 気が付けばもう師走。あっという間に1年が過ぎてしまいますねぇ・・・ なかなか作業が進みませんが、年内完成を目指し、寒さに負けずにエンジンをかけました。 仮組みして1.6mmRの丸面ビットで糸面取り。 |
![]() | 前板のみオスモのパインで塗装しました。 |
![]() | 側板を接着する部分は塗料が付かない様にマスキングテープで養生しています。 |
![]() | 2012年12月23日 さぁ!組立てますよ。 向こう板と前板はホゾの向きが違うので、2回に分けてクランプをかけます。 まずは向こう板をクランプ。前板は仮にはめ込んであります。 スコヤで測り、矩が出る様に注意しました。 |
![]() | 乾いたら今度は前板を。 5つもあるので、クランプ総動員でも2度に分けての作業でした。 |
![]() | 2012年12月24日 昨日に続き今朝も真冬の天気で気温は−12℃。あまりの寒さで挫けそうになりましたが、気合を入れて作業開始。今日で完成させますよ! 引出しに4mmシナベニヤの底板を入れました。 |
![]() | 引出しのストッパーは端材のタモで作りました。 最初はSPFの端材で作ったのですが、小さいのでネジを締めると割れてしまいました。引出し5杯分、10個も作ったのに・・・ 寒さもあり、ここで挫折しかけましたが、一度家に戻り、温かいものを飲んで気分一新、タモで作り直しました。 |
![]() | ベニヤをストッパーにして引出しの位置合わせをして・・・ |
![]() | ストッパーを取付けます。 ネジの先をほんの少しだけ出しておいてグッと押し付けると位置決めしやすいです。 |
![]() | ストッパー取付け終了。 |
![]() | 引出しの底の部分。 側板をほんの少し出しています。 |
![]() | 引出しを入れたところ。 底にいい塩梅の隙間ができているでしょ! |
![]() | 背板を貼って完成! 年内に出来て嬉しい! つまみは依頼主がお気に入りのものがあるというので取付け用の穴を開けた状態で完成です。 オスモのパイン、いい色ですね。 |
![]() | 5段全てを引き出してみました(笑) |