![]() | 2016年4月10日 お友達からキッチンの小物を収納するキッチンカウンターを頼まれました。 季節は春。少しずつ暖かくなってきたので、精力的に作りますよ! 図面。クリックで大きくなります。 |
![]() | 荒木取りし、手押し、自動で木作り後に板矧ぎ。 最近必ず当て板をする様にしています。 |
![]() | 今回は板矧ぎした後に再度自動カンナにかけて目違いを取りました。板厚は少し薄くなりますが、簡単に仕上がります。 その後、仕上がり寸法にカットして木取り終了。 奥から側板2枚、底板、棚板、右端が天板。 |
![]() | 2016年4月11日 1時間ぐらい時間が取れたのでホゾを作りました。 10mm専用ホゾ作り治具。 |
![]() | 自作罫引きで罫書きます。 うっかり八兵衛なので、削る所を鉛筆で印を付けてあります。 |
![]() | 向こう側に当て板を当てて19mmのストレートビットで削ります。 |
![]() | ホゾ厚み決め治具を当ててホゾの具合を調整。緩すぎず、きつすぎず。 |
![]() | 肩口は当て板をこのように当て、トリマーのフェンスが材に直角に当たるようにして削るとうまく削れます。 |
![]() | ホゾ完成。 |
![]() | 2016年4月17日 今日も少しだけ時間が取れたのでこの前の続きを。 ホゾ穴を掘ります。 鋼尺で墨付け。鋼尺ストッパーが活躍します。 |
![]() | 6mmのエンドミルと6mm用直線切り治具、十字型ストップ治具でホゾ穴を掘ります。 長さ10mmのホゾなので、深さは11mmぐらいに。 |
![]() | 水引きして今日の作業は終了。 水引きにはウエスを使っていましたが、Tomさんに習って台所用のスポンジにしました。 水分を沢山含んでいい塩梅です。 |
![]() | 2016年4月20日 春先は畑なども忙しく、なかなかまとまった時間が取れません。 少しだけできたので、この前の続きを。 サンディング。#180、#240と。 |
![]() | 組立てます。 当て板を当てて締め付けるのですが、当て板が落ちない様に一工夫。 当て板の下に予め受けの板をクランプで固定してみました。 これ、いいですね。次回からはこの方法で行ってみます。 |
![]() | 全体図。 矩には気をつけて締め付けました。 |
![]() | 2016年4月30日 ゴールデンウィークが始まりましたね。我が家は特に旅行に行くわけでもなく、変わらぬ日々。 今日も少しだけ作業しました。 天板を木取りし、ホゾ穴を開けます。 6mm用の直線切り治具と十字型ストップ治具で。 |
![]() | 前側の角を10mmRで面取りします。 テンプレートとパターンビットで。 |
![]() | 内側を1.6mmRの丸面ビットで軽く面取りします。 |
![]() | 天板を仮に乗せてみました。いいんでない! |
![]() | 2016年5月2日 畑起こしも終わり、苗を植えるまで畑仕事は小休止。 今日は一日中木工作業に集中出来ました。けっこう進みましたよ! 天板をボンドで固定。 しっかりと当て板もしています。 |
![]() | 扉の框板の木取り。 手押し、自動で木作り後、バンドソーで幅55mmぐらいに切断。 作業台がバンドソーの定盤と同じ高さ。長い材もうまく受けてくれます。 |
![]() | 鏡板の材を引き割り。 普段はティンバーウルフの6.4mmX6pcのブレードを使っていますが挽き割り時は9.5mmX4pcに交換。サクサク挽き割り出来ます。 厚さが9mmぐらいになるので、板矧ぎ後6mm厚に仕上げます。 |
![]() | 框材を幅決め。50mmに。 |
![]() | 横框にホゾを作ります。長さは10mm。 自作罫引きで罫書き、10mm専用のホゾ作り治具で削ります。 |
![]() | ホゾの厚さは適当に。今回は8.7mm。 |
![]() | 肩口を削り四方胴付きホゾ完成。 |
![]() | ホゾ穴はホゾ穴掘り治具と6mmのエンドミルで掘ります。 |
![]() | ホゾ穴の両端のみ鋼尺で墨付け。 |
![]() | ホゾ穴の幅は8.7mm。ビットは6mm。一度掘り、材をひっくり返してもう一度。こうすると正確にセンターにホゾ穴を掘れます。 |
![]() | 深さ方向には3回ぐらいに分けて掘るので、2回めまでは両端はこのぐらい開けておきます。最後に掘る時に墨線ギリギリまで掘ると綺麗に掘れます。 |
![]() | 今回はホゾ穴の掘り方をちょっと工夫してみました。 ホゾの幅よりほんの少し狭く治具を設定してすべての材を深さ11mmまで掘りました。 このままではホゾが入らないので、最後に幅を微調整。 これ、いいです。微調整が簡単に出来ます。次回からはこのやり方で行きますね! |
![]() | ホゾ穴の両端をスコヤとカッターで切込みを入れて見ました。 |
![]() | ノミで仕上げる時にやりやすかった。ホゾ穴カッター切りも定番にします。 |
![]() | 本日ここまで。 手前から横框6本、鏡板用の材、縦框4本。 |
![]() | 2016年5月4日 今日は畑仕事をしようと思っていましたが、あいにくの雨模様。木工作業に集中出来ました。 框材に鏡板を入れる溝掘り。一度掘ってから材をひっくり返してもう一度掘ります。溝の幅は適当に7mmぐらいに。 |
![]() | きっちりセンターに溝が掘れます。ピッタリ合ってるでしょ! |
![]() | 鏡板を板矧ぎ。 この後、寸法を決め、板厚も決めます。框材の溝に入る様に自動カンナで現物合わせで削ります。 |
![]() | 框材を水引きしてサンディング。 |
![]() | 1.6mmの丸面ビット。 |
![]() | 仮組みして鏡板が入るところだけ1.6mmの丸面ビットで糸面取りします。ここは鏡板を入れてしまったら面取りできないので。 |
![]() | 鏡板と框の枠の内側のみ塗装。オスモのノーマルクリアで。 |
![]() | 組立てました。 鏡板を入れ忘れないように・・・(笑) |
![]() | 2016年5月10日 扉を取付けます。 扉に丁番がハマる溝を掘ります。19mmのストレートビットと直線切り治具、十字型ストップ治具で。 |
![]() | この後、角をノミで仕上げ。 |
![]() | 幅を1mmぐらい広くしましたが、ピッタリのほうが良かったかも。 |
![]() | 下穴ドリルで穴開け。蝶番取付にはこれが大活躍です。 |
![]() | 強力両面テープで扉を本体に仮止めして位置決めします。 いつも一発で決まらず、何度かやり直すのですが、今回も3回ぐらいやり直し。 納得行くまでやりました。 |
![]() | まずまずかな。 扉はちょっときつくてどうにか締まる感じ。微調整は次回にします。 本日ここまで。ビールが旨いぞ! |
![]() | 2016年5月18日 さあ、今日で仕上げますよ! 扉を微妙に削って隙間を調整。 パターンビット用直線切り治具とパターンビットで。 |
![]() | 隙間はこんな感じ。上が天板、下が左右の扉。 |
![]() | 丁番用のビスを無くさない様に磁石にくっつけておきました。これ、いいかも。 |
![]() | オスモのノーマルクリアで塗装。 |
![]() | マグネットキャッチを取付けました。取付け場所は現物合わせで。 扉に取付ける鉄板は左の様にマグネットキャッチに取付け、扉をビスに押し付けるとビス穴の位置が一発で決まります。 |
![]() | こんな感じ。 |
![]() | つまみと背板を取付け完成! |
![]() | 左の扉は室内で乾燥しているうちにねじれて来た様です。下が少し手前に出ていますね。 あまり気にならない様にマグネットキャッチの位置を微妙に調整しました。 |
![]() | 開いてみました。 |
![]() | 2016年5月20日 設置後の写真を送っていただきました。 キッチンカウンターの下にピッタリと収まりました。 |