![]() | 2007年12月25日 妻のリクエストで下駄箱の上に小物を入れる引出しを作ります。枠に引出しを3つ吊り桟で吊り下げます。 これで今年の作品は終わりかな・・・ 荒木取り終了。 ここまではすでに終わってました。今日の作業はここから。 |
![]() | 今回はポケットホールでサクサクと組み立てて行きます。 |
![]() | 側板と後板をビス留めしたら、次は天板に取付け。 側板のソリを矯正しながらビス留めして行きます。 |
![]() | 次は仕切り板。 仕切り板には引出しを吊り下げる吊り桟を取付けてあります。本当は硬木で作るのがいいのでしょうが、そこらに転がっていたパイン材の端材で作りました。あまり重たいものも入れないので、強度が足りなければまた作り直せばいいかな・・・ぐらいの気持ちです。 |
![]() | 枠が完成。 |
![]() | とりあえず下駄箱の上に置いて見ました。思ったより圧迫感もなく、まずまずです。 乾燥も兼ねて、次回の作業までこのまま置いておきます。 あとは引出し3つ。今年中に完成するかな? |
![]() | 2007年12月31日 昨日と今日、空き時間で引出しの板矧ぎと木取りをしていました。吊り桟の溝も掘ってみたかったのですが、無理はせず今年の作業はここまで。 皆さん、よいお年を〜〜! |
![]() | 2008年1月1日 皆さん、明けましておめでとうございます。今年も遊びにいらしてくださいね〜! 元日ぐらい何もしないですごそうと思っていたのですが、年賀状の整理が終わると何もやることが無く手持ち無沙汰。やっぱり裏の工房に足が向いてしまいました(汗) 引出しのホゾを切ります。この前作った罫引きを使ってみました。もう少しカッターの刃が出ていた方が良かったかな・・・でも、そこそこ使えます。 |
![]() | ホゾは片胴ホゾ。ホゾ穴掘り治具が活躍します。 |
![]() | 材の向こうにはささくれ防止の端材を。ホゾの厚さは6mm。ホゾの長さは8mmにしました。 |
![]() | 引出しの上側だけ肩付ホゾにして組んだ時に組み手部分が見えないようにしました。 写真のように削りましたが、ちょっと不安定。あまりお勧めできない加工法です。 |
![]() | 段差もなく削れました。 |
![]() | 次はホゾ穴。ここもホゾ穴掘り治具で。6mmスパイラルビットで。 |
![]() | 底板を入れる溝もホゾ穴掘り治具で。4.7mmスパイラルビットで。 |
![]() | 引出しひとつだけに前から100mmぐらいの所に仕切り板を入れ、花の種などを入れられるようにします。ホゾ穴掘り治具では100mmも設定できないので、直線切り治具を使いました。 |
![]() | 吊り桟用の溝を掘ります。トリマーに付いて来たストレートガイドを使いました。設定の微調整がやりにくいので、あまり使っていなかったのですが、今回は引出しの上からピタリと同じ寸法に溝を掘る必要があるので使ってみました。 途中、ネジの固定がゆるかったのか、2mmぐらい設定がずれてしまい、ショック!端材で埋めて再度掘り直しました(涙) |
![]() | 引出し組み立て中。 |
![]() | 仮に入れてみました。 やはり引出し受けの幅が微妙に違っていて現物合わせで吊り桟受けの溝の深さを微調整しました。 吊り桟受け用の溝は引出しを組んだ後に現物合わせで掘るのがいい様です。 このまま次の作業まで乾燥させて置きます。 |
![]() | 2008年1月7日 昨日と今日で少し進みました。 引出しの引き手は引っ掛けて引き出す形に。写真の左上が裏から見たところ、左下が表から。右側は型です。 作り方はこちらをご覧ください。 |
![]() | 下駄箱が陽に焼けてかなりいい色になっているので、色目を合わせる為、水性ステインを塗ってみました。 いつもは材に直接、薄めのウレタンニスを塗って終了です。色を塗るのは初めて。ちょっと緊張しながらの作業でした(汗) 2種類の水性ステインをミックスして下駄箱に近い色に。メープルを5倍に薄め、そのままでは黄色が強すぎたのでチークを少し入れて色目を合わせました。 |
![]() | 引き出しの前面は引き手の穴が開いて見える部分のみ塗りました。塗った所と塗っていない所の色目の違いがわかるでしょうか? |
![]() | 2008年1月12日 いやぁ〜、寒っむいです!朝起きたら外の温度計はマイナス10℃近く。昼間もマイナス5℃ぐらいまでしか上がらなかったような・・・ このぐらい気温が下がると雪が締まって、歩くと「キュッキュッ」といい音がします。 それでもランタン暖房に頑張ってもらって、塗装をしました。いつもの様に薄めのウレタンニスをウエスで塗りました。 水性ステインを塗った上への塗装は初めてだったのでどうなるかちょっと不安でしたが、色目が少し濃くなったぐらいで、ウレタンニスもうまく馴染んで満足の仕上がりです。 |
![]() | 2008年1月14日 さあ、もう一息。 飾り前板は引出しの内側からビス4本で留めます。上下の位置決めは鋼尺をスペーサーに。 あらかじめビスの先端をほんの少し引出しの前板より出しておき、飾り前板を押し付けます。そのまま引出しを後ろから押し出せば飾り前板がずれることなく押し出せます。この状態でビス留め。 |
![]() | 左の引出しには仕切り板を付けました。ここには花の種などの小物を入れる予定。 |
![]() | 置いてみました。 ちょっと黄色が強かったですが、下の下駄箱の色とそんなに違和感がなく、まずまずの仕上がり。これから焼けてもっといい色になってくることでしょう。 |