![]() | 2017年7月26日 最近はすっかり木工から遠ざかってしまい、ラーメンの記事ばかり書いています(汗) 久しぶりに木工始めますよ〜〜! あちこちに分散している本を収納する為、壁一面に収まる大きさで上下2段に分割した本棚を作る事にしました。 CDが入る深さの3杯の引出しと下の段には目隠しの扉を付けます。 スケッチアップで3Dの図面を描きました。 今回は色も付けています。いい感じでしょ! クリックで大きくなります。 |
![]() | 扉を開いてみました。 扉を開いたり閉じたり、引出しを引いたり押したり、アニメーションを作ったりといろいろ遊んでいます。 クリックで大きくなります。 |
アニメーションをユーチューブにアップしてみました。 スケッチアップは楽しいですね! クリックで再生します。 | |
![]() | 下の段の棚の様子。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 下の段から作っていきます。 久しぶりの木工でおまけに大物。ワクワクしますね〜〜! 2D図面。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 荒木取り。 直角切り治具と丸ノコでどんどん切って行きます。 |
![]() | 今日の成果。1×6材を12本切りました。 只今晩酌中。 久しぶりの木工で気分は上々。おまけにファイターズが帯広で久しぶりの勝利。今日の晩酌は殊の外うまいです〜〜! |
![]() | 2017年7月29日 板矧ぎします。 まずは手押しで基準面出し。 |
![]() | 矩出し。 |
![]() | 長さ1000mm以上の材は矧ぎ面の平面が出ていないものがちらほら。 パターンビットとパターンビット用の直線切り治具でひと削り。バッチリ平面が出ました(あたりまえですね(笑))。 |
![]() | 1×6材を2枚半矧ぎにするので、バンドソーで一枚の幅を半分に。 奥の作業台が材の受けになっているので長い材でも安定した作業ができます。 |
![]() | ボンドを広げるのに以前は端材で作ったヘラを使っていましたが、最近はもっぱら人差し指で。 むらなく広げられるので指が一番いいような気がします。 |
![]() | 板矧ぎ開始。 当て板を忘れずに。 |
![]() | いちどに4枚ずつ、2回に分けて板矧ぎ。 |
![]() | 全部で9枚板矧ぎしました。 今日は北海道らしくない蒸し暑さでバテバテ。ビールがうまいぞっ! |
![]() | 2017年7月31日 さあ!どんどん進めますよ! 材を自動にかかる最大幅の330mmにカットして自動カンナで木作りしました。 今回は1×6材の片面だけ手押しをかけ板矧ぎ。手押しをかけた面を基準面として自動カンナで裏の面を削り木作りしました。 基準面に板矧ぎした時のほんの少しの段差があっても大丈夫。自動カンナで充分平面を出せますね。 |
![]() | タモのおがくずと瞬間接着剤で節穴の補修をします。 おがくずを穴に入れて低粘度の瞬間接着剤を垂らし、アルコールスプレーで固めます。 |
![]() | 節穴。ビフォアー。 |
![]() | アフター。 アルコールで瞬時に固めるとどうしても白くなってしまいますね。 どうにかならないかといろいろ試してみましたが、アルコールを使わず、瞬間接着剤が少し固まりかけたところでサンディングブロックでウエット研磨する感じでこすると色も変わらず、真っ平らに仕上がりそうです。 もう少しテストしてみて、うまく行けばまとめて記事にしますね。 本日ここまで。 今日は雨模様だったので畑作業もできず、久しぶりに木工三昧。充実の一日でした。 |
![]() | 2017年8月3日 午前中時間があったので木工を。 ホゾを作ります。 自作罫引きで罫書き。 |
![]() | 10mm専用ホゾ作り治具を使います。 |
![]() | 19mmのストレートビットで削ります。向こう側には当て板を。 |
![]() | ホゾはセンターからずらしています。 ホゾ穴の位置を計算しやすいように基準面から2mmの位置にホゾを作りました。 |
![]() | 次はホゾ穴。 鋼尺で墨付け。鋼尺ストッパーを使い、寸法間違いをしないように充分に気を付けます。(おっちょこちょいなもので・・・) |
![]() | 6mmのエンドミル、6mm用直線切り治具、十字型ストップ治具を使いホゾ穴開け。 |
![]() | 角をノミでさらいます。 |
![]() | 本体と仕切り板を仕上げて仮組みしてみました。 向かって右が下側です。いいんでない! |
![]() | 仕切り板は右と左で違う位置にホゾ穴を掘ります。 慎重に墨付けし、側板と現物合わせでチェック。このぐらいしないと間違っちゃうんですよね(笑) |
![]() | よしよし、ピタリと合っていますね。 |
![]() | 満を持してホゾ穴明け。 本日ここまでで時間切れでした。 久しぶりに午前中いっぱい木工。いい気持ちです! |
![]() | 2017年8月5日 仮組みしてみました。 棚板もピタリと収まり、なかなかいい感じ。 と思いきや・・・ |
![]() | またやっちゃってますね。棚板のホゾ穴が長すぎました。 棚板は側板より25mm幅を狭くしていたのをすっかり忘れています(汗) |
![]() | いつものことなので少しも慌てずリカバー。 端材で幅6mm、長さ25mmの材を作成。 |
![]() | 埋め込みました。 カンナで削れば目立たなくなるでしょう。 この後材を水引きして本日終了。 形が見えて来たのでこの先が楽しみです。 |
![]() | 2017年8月7日 この前水引きしたので今日はサンディング。 オービタルサンダーで全体をサンディング後、ランダムアクションサンダーで目違いやササクレが目立つ所を重点的に。 枚数があるので結構時間がかかりました。 |
![]() | ホゾ穴をリカバーしたところ。気にしなければ分からないでしょ! |
![]() | 2017年8月10日 今日で組立てますよ! 棚板を入れると面取りが出来ないので、外枠と仕切り板のみを仮組みして糸面取り。 |
![]() | これだけの大物になるとクランプするのが大変なので、今回はビス留めにする事にしました。 ビス留めにすればボンド乾燥の時間に追われる事なく余裕を持って作業を出来るし、後々分解したくなっても簡単に出来ます。 ホゾ穴側から3mmのドリルで下穴開け。 鋼尺と鋼尺ストッパーで位置決めしました。 |
![]() | ホゾ穴のセンターになる様に。 |
![]() | スリムビスでビシバシ留めて行きます。 |
![]() | 前面下部の飾り前板はいつもはボンドで固定するのですが、今回はポケットホールでビス留めにしました。 ポケットホール治具で穴開け。 |
![]() | 幅が50mmあるので、ギリギリ大丈夫。 |
![]() | スリムビスで留めて行きます。 |
![]() | 組立て終了。 特に調整しなくてもしっかりと矩が出ていました。 ホゾ組でビス止めするのは組み立ても簡単でしっかり矩も出るので、案外いいのかもしれませんね。 今日は曇り空でしたが、湿度が高く工房内では汗だくでした。北海道の夏はカラッとしているものだったのですが、最近は気候も変わって来たのかもしれませんね。 汗をかいた後のビールは格別です! |
![]() | 2017年8月12日 おばあちゃんの墓参りの後に少しだけ時間があったので塗装をしました。 塗装の前に最後の水引きとサンディング。組立ててから狭い工房の中であちこちぶつけていますからね(汗) 塗料はオスモのノーマルクリアー。裏から塗って行きます。 本棚が大きいので棚板1枚塗るたびにウエスで余分な塗料を拭き取る方法で塗って行きました。こまめに拭き取ったほうが厚く固まったりしなくていいですね。 |
![]() | 次回からは扉を作って行きます。 扉の図面。 スケッチアップの図面から読み込めるので図面を描くのは簡単です。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 2017年8月21日 扉の木取り。 仕上がり寸法の幅が50mmなので、バンドソーで60mmぐらいに木取りします。 この後自動カンナで幅決め。 |
![]() | 鏡板の材は厚さ6〜7mmぐらいの予定。とりあえず1×6材の厚さを半分に挽き割りしました。 付いていたティンバーウルフの9.5mmX4pcのブレードでやってみましたが、サクサク切れずに断念。ひだおさんの挽き割り用(16mm3山)のブレードに交換。今度は気持ちよく挽き割り出来ました。 無精せずにさっさとブレード交換すれば良かったです(汗) |
![]() | 扉の縦框、横框、鏡板用の材、木取り終了。 框材の幅は50mmで設計していましたが、現物合わせで57mmにしました。バランス的にこのぐらいでよさそうです。 本日ここまで。 鏡板用の材は挽き割りしたので反ってくるかもしれないので、次回まで様子を見ます。 |
![]() | 2017年9月1日 扉を作って行きますよ! 今回は先にホゾ穴を開けてそれに合わせてホゾを作るという手順で作ります。これが普通の作り方ですね。 以前、ホゾ穴掘り治具を使ったホゾ組みで作り方をまとめたので、詳しくはこちらをご覧下さい。 縦框にホゾ穴の長さを墨付け。組立ててから縦框の端を現物合わせで削るかもしれないので、少し多めの端から10mmにしました。 |
![]() | ホゾ穴掘り治具と6mmのエンドミルで掘ります。 |
![]() | 一度掘ったら治具をひっくり返してもう一度。正確にセンターにホゾ穴を掘れます。 |
![]() | 左は鏡板を入れる溝。深さ5mm。右は横框を入れるホゾ穴。深さ11mm。 幅は適当に。今回は6.8mmぐらいになりました。 |
![]() | 横框にも鏡板用の溝掘り。 |
![]() | 横框にホゾを作って完成。 |
![]() | 仮組みしてみました。段差もなくバッチリ決まっています! |
![]() | 鏡板用の材を溝に入る厚さに自動カンナで削り、板矧ぎ。 薄いので締め付けすぎないようにしました。 |
![]() | 2017年9月2日 扉の框材を水引きしてサンディング。角がだれない様に2本合わせてサンディングしました。 |
![]() | 鏡板を入れると面取り出来ないので、内側のみ糸面取り。1.6mmの丸面ビットで。 |
![]() | 鏡板を入れて仮組みしてみました。少しきつめですが、押し込んでどうにか入りました。塗装したら入らなくなるかも・・・ |
![]() | 2017年9月5日 扉を組立てますよ! 組む前に鏡板を塗装。組んでしまうときれいに塗れませんからね。 オスモのノーマルクリアで。 |
![]() | 枠を仮組みして鏡板が入る面のみ塗装してしまいます。こちらも後からではうまく塗装できないので。 |
![]() | さて、いよいよ組立てます。 いつもはホゾにボンドを塗るのですが、今回はホゾ穴にボンドを塗る方法を試してみました。どこかのサイトで拝見しました。 ホゾ穴の入り口にぐるりとボンドを塗ってホゾを差し込みます。ボンドを広げなくてもホゾが押し込んで広がるとの事ですが、どうでしょうか。 |
![]() | クランプで締め付けました。 いつもはホゾの肩口に盛大にボンドがはみ出て、拭き取るのに苦労するのですが、今回はほとんどはみ出てきません。これはいいですね。 これで接着の強度が出ていればこの方法は良さそうです。 今日はここまで。 |
![]() | 2017年9月9日 扉を取付けますよ! 上下を丸ノコで調整し、最後にパターンビットで幅を調整。詳しくは扉の取付け方をご覧下さい。 |
![]() | 仮に扉を入れてみました。上下の隙間は2〜3mmぐらい。 |
![]() | 扉に丁番用の溝を掘ります。 作業台に立てて固定。 |
![]() | 今回作った丁番溝堀り治具で掘って行きます。 治具を使うと簡単できれい掘れますね! |
![]() | 深さは3mmぐらいにしました。 きれいに掘れました。 |
![]() | 丁番をビスで固定。 |
![]() | 2017年9月10日 今日で完成させますよ! 扉を取付け。下にはスペーサーとしてトランプを挟んであります。これ、便利ですよ! 詳しくは扉の取付け方をご覧下さい。 |
![]() | マグネットキャッチは裏から押さえて位置決め。両面テープで貼り付けて仮止めしました。 |
![]() | 上部の隙間は1mmぐらい。隣の扉と揃っているでしょ! |
![]() | 完成です! 扉が入るとぐっと家具らしくなりました。 |