![]() | 2009年10月16日 去年の春に作った姪っ子の机の上に置く小物入れを作ります。 今は間に合わせのものをいろいろ使って収納していますが、小物入れと本棚をオーダーメイドしてピタリと収納する予定。 先ずは小物入れを作ります。 図面です。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 手押しと自動で板厚を揃えてから板矧ぎ。 |
![]() | 板矧ぎする時の材の厚さは最終板厚より厚めにしておき、板矧ぎ後に目標の板厚に削ります。 自動カンナが扱える最大幅は330mmなので、それ以下の幅であれば板矧ぎ後に最終板厚に削る様にしています。こうすれば目違い払いをする必要が無いので後の作業が断然楽です。 |
![]() | 水引きして今日の作業は終了。 子供の学校が学校閉鎖になり、昨日から週明けまで休み。 子供と遊んだりしていると、なかなか木工が前に進みません。 でも、それはそれで楽しいのですがね・・・(笑) |
![]() | 2009年10月20日 底板の両側にホゾ、側板にホゾとホゾ穴を作り、これらを仮組み。現物合わせで天板のホゾ穴を掘りました。 ここで大失敗。計算を間違え、天板前側のホゾ穴を掘りすぎました。埋め木をしてごまかします。 最近、こんな事にはちっとも動揺しなくなってます(汗) |
![]() | 一応、木目は合わせました。 ま、見えない所だし、こんなものでOKとしましょう。 |
![]() | ホゾ加工終了。 真ん中が底板、左右が側板、上が天板です。 |
![]() | 仮組みしてみました。まずまずですね。 |
![]() | 次に、背板を入れるミゾを掘ります。 19mmのストレートビットと直線切り治具で。 |
![]() | 角はノミでさらいました。 トリマーで削った時に端がちょっと欠けてしまいました。あらかじめカッターで切り目を入れておくといいかもしれませんね。ここをきれいに仕上げるのは次回の宿題にしておきます。 |
![]() | 仮組みして背板を入れるミゾの合わせを見てみました。良さそうですね。 今日はここで時間切れ。 次回は本体を組み立てて、背板加工と引出しを作る予定。 |
![]() | 2009年10月24日 組み立てました。 クランプ用当て板を使ってしっかりと締め付け。 |
![]() | 2009年10月25日 次は引出しを作ります。 引出しの部材は12mm厚に。 手押し、自動カンナ、バンドソー、丸ノコなどを使い、木取り終了。 木取り後、水引きしてオービタルサンダーを使い#180のサンドペーパーでサンディングして仕上げました。 |
![]() | ホゾを作る手順は今までやっていたのと変えました。最初に前板と側板に底板を入れるミゾを掘ります。 |
![]() | 前板に掘った溝と向こう板の高さはぴたりと合ってます。 小さい事ですが、こういう時は幸せを感じます(笑) |
![]() | 前板にホゾを切りました。 この段階で底板を入れるミゾを掘った部分はホゾとしては使えない事が一目瞭然ですね。 今回底板を入れるホゾを先に掘ったのはこの為。計算しなくても目で見て胴付き部分をどのくらい掘ればいいか分かりますね。 |
![]() | バランスを考えて、胴付き部分を5〜6mmぐらい作りました。 |
![]() | 出来上がった前板のホゾはこんな感じ。 |
![]() | 側板にホゾ穴を掘ります。前板と向こう板のホゾと現物合わせです。 この後、ノミで角をさらって四角いホゾ穴に。 |
![]() | 仮組みしたみました。左は裏返したところで手前が向こう板です。向こう板を低くして、底板を後から入れられる様になっています。 |
![]() | 前板の底をほんの少し手押しで削ってやります。 |
![]() | これで、前板が引っかかる事なく、スムーズに引出しを出し入れできます。 写真は手前が前板、右が側板です。 |
![]() | 仮に入れてみました。上は5mmぐらい開いてます。この隙間をうまく使ってきれいに収めます。 左右の隙間も予定通りでぴたりと収まってます。 ちょっとうれしくて妻に見せると「あれっ!引出しは3段って言ってなかったっけ?」 ありゃりゃりゃ・・・どうしましょ。もう少し話し合いが必要な様です・・・ |
![]() | 2009年10月27日 引出しは2段でもま、いいか・・・。という事になり、このまま作ります。(ひと安心) 引出しの引き手はちょっと考えてハート型にしてみました。ハートは姪っ子のお気に入りなんですよね。 ワードでハートを書いて、5.5mmシナベニヤに貼り付け。 |
![]() | 糸鋸で切抜き。 安物なので、思った様に切れません。しっかりとテンションをかけられる機種を買わないとダメですね。 |
![]() | テンプレートの微妙なガタガタはヤスリで目立たないように削り、12.7mmRのパターンビットで飾り前板に習い加工。 |
![]() | ハートに見えるでしょうか? 妻は「笑った口」に見えると言ってました(汗) |
![]() | 裏はベアリング付きディッシュビットで削りました。 加工方法は引出し引き手と同じです。 |
![]() | 上の段の引出しに吊り桟用の溝を掘ります。 |
![]() | 桟より1mmぐらい幅広に掘りました。 |
![]() | 入れてみました。 天板と引出し上部の隙間は約1mm。上と下の引き出しの間は4mmぐらい。今のところはうまい具合に収まってます。 飾り前板の取付けで最終的な隙間を調整して、きれいに見えるようにします。 |
![]() | 背板を仮に入れてみました。後ろからも見えるので、今回は背板も無垢板で。重ね合わせ部分は相欠きにしました。 背板の材は1×4の幅の材が3枚分と幅の狭い材が2枚分あったので、幅広の材3枚の間に狭い材を交互に挟む様に配置してみました。これはこれでいいデザインになっているかな・・・ この机上小物入れは次で完成の予定。 この横に置く本立てとセットで姪っ子の誕生祝いに贈る予定です。来月前半には完成したいところ。少しペースをあげなければ間に合わないかな・・・ |
![]() | 2009年11月1日 今日は、ほんとに寒いっ!12月下旬並という寒さに負け、ヒーターを出しました。 さあ!今日で完成させますよ! 組み立てる前に、バラバラで塗装。オスモのノーマルクリアーです。 |
![]() | 引出しに飾り前板を取付けましたが、左が若干上がってしまいました。買ったばかりの河怡(かわよし)のカンナの出番です。 |
![]() | 隙間が均等になりました。 |
![]() | 背板も取付けて完成! ハートの引き手がポイントです。 全体的にもう少し丸みを付けた方がかわいくなったかな・・・ |
![]() | 後ろから。 |
![]() | 引き出しを引いてみました。 |