![]() | 2022年5月21日 お隣さんの娘さんが使うキッチン用の収納棚を頼まれました。 真ん中には炊飯器を置き、その下には引き出し、最下段はペットボトルなどを収納します。 久しぶりの大物でワクワクしています(笑)。 全体図。クリックで大きくなります。 |
![]() | 三面図。クリックで大きくなります。 |
![]() | 本体の木取り図。クリックで大きくなります。 |
![]() | いつもの様に1×6材を荒木取りしました。 今日はここまで。 久しぶりの木工で、少し疲れました。 |
![]() | 2022年5月26日 外気温は28℃まで上がり、真夏の陽気。工房の鉄板天井は太陽に照らされ、目玉焼きが出来そうなくらい熱くなっています。 暑さに負けず、前回の続きを。 木作りします。 手押しで一面の平面を出します。 1400mmの材は工房内では扱えないので、外に向かって手押しをかけます。 |
![]() | 次は自動カンナ。 |
![]() | 桟の材は幅+10mmぐらいにバンドソーで切断しました。 |
![]() | 木作り終了。 |
![]() | 板矧ぎです。 当て板を当て、目違いが出ない様に材を合わせながら左から順番にクランプをかけ行きます。 |
![]() | 2022年5月29日 棚板も板矧ぎしました。 最初に中央の目違いを合わせてクランプで締め付け、その後に右、左を目違いが出ない様に締め付けるとうまく行きました。 長さが短い材はこの方法が良さそうです。 |
![]() | 2022年6月8日 長さと幅を決めて使用寸法にします。 |
![]() | 棚板にホゾを作ります。 ホゾの長さは15mm。15mm用のホゾ作り治具を使って削ります。 向こう側にはむしれ防止の当て板を当てます。 |
![]() | ホゾ厚め決め治具で様子を見ながら厚さを決めます。 |
![]() | 桟と棚板のホゾ完成。 桟のホゾはセンターからずらしてあります。 |
![]() | 今日はここまで。 |
![]() | 2022年6月11日 まだしばらく地味な作業が続きます。 木端を0.5mmぐらいトリマーでひと削りして丸ノコのナイフマークを消します。 |
![]() | 今回は節穴をふさぐのにおがくずを白ボンドで練ったものを使ってみました。 タイトボンドは粘度が低くいい塩梅でしたが、白ボンドは少し硬めになりますね。 |
![]() | この節穴を埋めてみます。 |
![]() | ボンドで練ったおがくずを少し盛り上がるぐらいまで詰めます。 |
![]() | サンディングブロックで削って平らにします。 コツとしては最初は力を入れずにこすり、盛り上がったおがくずが取れて来たら最後に力を入れて仕上げます。 |
![]() | 写真では埋めた部分は白く見えますが、実際はそれほど気になりません。 白ボンドのみでは塗料をはじきますが、おがくずが混じっているので塗料が乗るかどうかチェックしてみます。 |
![]() | 2022年6月12日 一晩置いてボンドが乾いたので、サンディングします。 オービタルサンダーで全体をサンディング。目違いを払うにはランダムアクションサンダーを使いました。 ランダムアクションサンダーのヘリを使い目違いをなでる様にするとうまく削れました。少し時間がかかりますが、細かく修正しながら削れるので、この方法がいいと思います。 奥にあるベルトサンダーも使ってみましたが、パワーがありすぎ、油断をすると削り過ぎてしまいます。細かい作業には向いていないですね。 |
![]() | 2022年6月26日 お昼前ですが、外気温はすでに30℃近くまで上がっています。鉄板物置の工房内は40℃越え。暑さに負けず、前回の続きをします。 ホゾ穴を掘ります。4枚刃のエンドミルは切れ味がよく音も静かでいいですよ! |
![]() | 6mmのエンドミルと6mm用の直線切り治具、十字型ストップ治具を使います。 |
![]() | ホゾ穴掘り治具をフェンスにして桟用のホゾ穴を掘ります。 先ずは端材でフェンスの位置決めをします。 |
![]() | 桟用のホゾ穴掘り。 |
![]() | いい感じで掘れました。 |
![]() | ホゾ穴の深さを14mmにしたので、ホゾの長さは15mmから少し詰めて13mmぐらいにしました。 バンドソーで切断したのですが、ホゾの下部に当て板をしていないので切断面は少しぼそぼそになりますね。テーブルソーがあればいいのでしょうが、何かいい方法はないでしょうかね・・・ |
![]() | 2022年7月11日 畑作業などで忙しく、なかなか木工まで手が回りませんが、午前中時間が出来たので、久しぶりに木工。 ホゾの角を金ヤスリで削り、丸くします。 |
![]() | 仮組みしてみました。 |
![]() | いい感じ。 |
![]() | 炊飯器置き場の桟に背板を入れる溝を掘ります。 6mmのエンドミルで。 |
![]() | 深さは5mmにしました。 |
![]() | 側板にも背板用の溝を掘ります。 溝の位置は桟を入れて現物合わせで墨付けします。 |
![]() | 6mmのエンドミルと直線切り治具で溝を掘ります。 |
![]() | いい感じ。 |
![]() | 溝の位置もぴったり。 |
![]() | 続けて棚板にも溝を掘ります。 |
![]() | 現物合わせで墨付けします。 |
![]() | 同じく6mmのエンドミルと直線切り治具で溝を掘ります。 |
![]() | 仮組みしてみました。 |
![]() | 棚板と側板の溝はぴったり。 |
![]() | 側板と桟の溝もバッチリ合っていますね。 |
![]() | 炊飯器置き場の桟にはコンセントを付けます。 |
![]() | 端材を使い、取り付け用穴の大きさを決めます。 12mmのドリルで大まかに穴を開け、トリマーで削ります。6mmのエンドミル、直線切り治具、十字型ストップ治具で。 |
![]() | 穴が開きました。 |
![]() | きっちりと入りました。 今日はここまでで時間切れ。 本番の穴開けは次回に持ち越しです。 |
![]() | 2022年7月16日 今日はビール半額デー! 午後から札幌ドームにファイターズの応援に行って来ます。 その前にキッチン棚の続きをやりました。 側板前面の上部を丸めます。25mmRにしました。 テンプレートで墨付け。 |
![]() | 丸ノコでワンカット。 |
![]() | テンプレートを当て、パターンビットで削ります。 |
![]() | いい感じ! |
![]() | 上部の収納は可動棚にしました。 棚受けには市販の「棚ダボ」を使います。 |
![]() | 端材で穴開けのテンプレートを作りました。 テンプレートを当てて電動ドリルで穴開け。 |
![]() | きれいに開きました。 |
![]() | 左右の穴位置はきっちりとそろっているはず。棚板がガタ付く事はないと思います。 |
![]() | 続けて炊飯器用コンセントの穴開け。 前回決まった穴の大きさで墨付けをしました。 |
![]() | 6mmのエンドミル、直線切り治具、十字型ストップ治具で穴開け。 |
![]() | またまたやっちゃいました〜〜! 途中で十字型ストップ治具が外れて一部を削り過ぎてしまいました。 |
![]() | コンセントを入れれば隠れる場所ですが、簡単に埋めました。 |
![]() | 桟の面取りをして本日終了。 札幌ドームに行ってきま〜〜す! |
![]() | 2022年7月18日 炊飯器置き場の背板は少しでも蒸気が籠らない様に有孔ボードにしました。 木材が高騰しているので有孔ボードは手作りします。 30mm間隔で線を印刷しベニヤに貼り付け、6mmのドリルで穴を開けました。 |
![]() | 嵌め込んでみました。いい感じ。 |
![]() | 組立て後にトリマーが入らない部分を面取りしました。 |
![]() | 棚板の前面も面取り。 |
![]() | 穴開けした背板を塗装しました。 いつもはオスモですが、今回はしっかりとした塗膜の方がいいのでウレタンニスです。 |
![]() | 2022年8月1日 畑仕事が忙しくてなかなか木工まで手が回りませんでしたが、久しぶりに木工。 組立てます。 スムーズに組立てる為に当て板受け用ウッドクランプを使います。 |
![]() | 棚板の両側に2個ずつ取り付けます。 |
![]() | クランプの上に棚板を乗せます。 ベニヤ板のストッパーが付いているので落ちる事はありません。なかなか便利! |
![]() | クランプで締め付けます。 当て板がちょうどいい位置にセットされているので慌てずに締め付けられます。 |
![]() | クランプ総動員で締め付けました。 締め付け後スコヤを当て、棚板と側板の矩がしっかりと出ていることを確認しました。 |
![]() | 2022年8月6日 前回までで形が出来たので、今日は塗装をします。 面取り、水引き、サンディング後に塗料を塗ります。 いつもはオスモのノーマルクリアを使っていますが、今回は台所で使うのでしっかりとした塗膜が出来るウレタンニスにしました。 乾燥後、軽くサンディングして2度目の塗装をします。 |
![]() | 2022年8月11日 本体が出来たので、今日は炊飯器の台を作ります。 板矧ぎ、木作り、寸法決めの後、台の前部分にホゾを作ります。6mm厚で、長さ10mm。 |
![]() | スライドレール受けの材も作りました。 |
![]() | 炊飯器の台にスライドレール受け用のホゾ穴を開けます。 |
![]() | 仮組みしてみました。 |
![]() | 本体に入れてみました。 いい感じ! |
![]() | 2022年8月13日 墓参りの前に少しだけ木工。 炊飯器台を組み立てました。 ボンドを付けてクランプでしっかり固定。前板の矩には気を付けました。 |
![]() | ウレタンニスで塗装しました。 いいアメ色です。 |
![]() | 2022年8月20日 スライドレールを使い、炊飯器台を取り付けます。 先ずは位置決めしてスライドレールを炊飯器台にビス止めします。 |
![]() | 次は本体側。炊飯器台からいったん外して位置決め後、ビス止め。 |
![]() | スライドレールを引き出して炊飯器台を再度ビス止めして完成。 |
![]() | うまく収まりました。 残るは扉と引出し、下段のペットボトル入れ。 もう少し楽しめそうです(笑) 記事が長くなったので、以降の記事はキッチン収納棚(扉、引き出し他)でご覧ください。 |