![]() | 2018年5月25日 部屋の角に置く、ちょっと大きめのテレビ台を頼まれました。 久しぶりの木工で、しかも大物。楽しみますよ! いつもの様にスケッチアップで図面を描きました。 左右には扉、中央の下段には引出しを入れる予定。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 三面図。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 木取り図。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 荒木取り終了。 1×6材を17枚使いました。 |
![]() | 2018年5月27日 板矧ぎします。 材が長すぎて手押しでは矧ぎ面の平面を出せませんでした。パターンビットとパターンビット用の直線切り治具でひと削りして平面出し。 |
![]() | 板矧ぎ中。 |
![]() | 2018年6月15日 畑作業も忙しいですが、木工もやっていきますよ! 天板受け、底板を台形に切断。一旦長方形にしてから角部分を切断します。これだと簡単に45度を出せますね。切り取った角の材がもったいないですが・・・ |
![]() | 長編は1200mm以上あります。大きいですね。 |
![]() | 外周にホゾ作り。ホゾ穴掘り治具と19mmのストレートビットで。 |
![]() | 側板にホゾ穴掘り。 |
![]() | 2018年6月16日 仕切り板と棚板にホゾ、ホゾ穴を作り、組立てました。 棚板が一枚なので、仕切り板が斜めにならない様に気を使いました。棚板と同じ幅の当て板を作って挟むといいのですが、手抜きです(笑) 当て板受け用ウッドクランプを使いましたが、たいへん便利。クランプ作業がスムーズに進みました。 |
![]() | 2018年6月19日 天板受けと底板に現物合わせでホゾ穴を掘り、組立て。上下にクランプ用当て板を当ててしっかり締めました。 今回はタイトボンドVを使ってみました。粘性が低いので、たれたりしてちょっと手間取りました。カップなどに取り、刷毛で塗ると良さそうです。 |
![]() | 2018年6月25日 側板、斜め板を角度切りします。 直線の出た端材とスペーサーを用意。 |
![]() | 丸ノコを傾けてテストカット。 |
![]() | 角度は理論上は22.5度。 |
![]() | 仮に合わせてみました。ぴったりです。 |
![]() | 組立てました。 側板も斜め板もクランプでうまく締め付けられないのでボンドとコーススレッドで固定しました。 |
![]() | 組立て終了。 |
![]() | 前から。 天板を乗せれば、本体は完成です。 |
![]() | 2018年6月28日 天板を切り出しました。 寸法は現物合わせで。 |
![]() | 仮に乗せてみました。いいんでない〜〜! |
![]() | 飾り前板を取付けます。ボンドだけで固定したので、クランプ総動員で締め付けました。 |
![]() | 飾り前板が乾いたので、塗装します。 いつもの様にオスモのノーマルクリアで。大きいので、けっこう時間がかかりました。 |
![]() | 2018年7月1日 天板をコーススレッドで固定して本体完成。 |
![]() | キャスターを取付けます。取付け位置は側板や飾り前板にぶつからない位置で目見当です。 丁番下穴ドリルで下穴を開けて取付け。ビスがずれる事なくピタッと固定できました。 |
![]() | 前面は3カ所にキャスターを取付けました。 |
![]() | 2018年7月5日 続けて左右の扉と引出しを作ります。 扉の図面。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 引出しの図面。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 木取り図。 クリックで大きくなります。 |
![]() | 引出しの部材を板矧ぎ中。 |
![]() | 扉の鏡板の材を挽き割りします。 木造りした18mm厚の材を半分に挽き割り。この後、自動カンナで厚みを6mmに揃えます。 16mm3山の挽き割り用のブレードで。サクサクと切れました。 ここのところ本州の梅雨が北海道にやってきたようで、連日の雨。湿度が高く、木が動きまくっています。 引出しや扉が入らなくなったりゆるゆるになったら困るので、今日は荒木取りまで。本木取りは次回以降にします。 |
![]() | 2018年7月16日 引出しを作ります。 先ずは前板と向板にホゾを作ります。 ホゾの長さは10mm、厚さは6mmです。 10mm専用のホゾ作り治具と18mmのストレートビットで。 |
![]() | 前板の下部の肩口は15mmにしました。底板を入れる溝と干渉しないように。 |
![]() | ホゾ完成。 |
![]() | 次はホゾ穴。 ホゾ穴堀り治具と6mmのエンドミルで。 |
![]() | ホゾ穴堀り終了。 |
![]() | 前板が入る部分。 前板用のホゾ穴と底板が入る溝は干渉せず、いい塩梅です。 |
![]() | 組み立てます。 矩には気をつけました。 |
![]() | 2018年7月17日 昨日に続き、引出しの作成。 今日は飾り前板を作ります。 いきなり完成しました(笑)。 作り方は作り方メモの引出し引き手を御覧ください。 |
![]() | オスモのノーマルクリアで塗装。 |
![]() | 本体に引出しを入れ、現物合わせで飾り前板の位置を決めました。 スリムビスで取付け、引出し完成です。 |
![]() | 2018年7月22日 引出しのストッパーを取付けます。 引出し前板の厚みを現物合わせで計り、ストッパーの位置決め。 ストッパーは両面テープで仮止めしてあります。 |
![]() | ビス止めしたら両面テープを外し、しっかり締め付けました。 |
![]() | 引出しの位置決めは一発で決まりました。いい塩梅です。 |
![]() | 次は左右の扉を作ります。 最初に縦框にホゾ穴堀治具を使いホゾ穴を掘ります。 いちどホゾ穴を掘り、材をひっくり返してもう一度掘ると正確にセンターにホゾ穴が掘れます。 5mmRのエンドミルを使い、幅6mm位を目標にホゾ穴を開けました。 |
![]() | ホゾ穴に合わせてホゾの幅を決めました。 |
![]() | 鏡板を入れてしまうと内側の面取りができないので、仮組みして糸面取り。 |
![]() | 鏡板を入れる溝を掘ります。 6mmのエンドミルで。 |
![]() | 仮組みしてみました。 いい感じ。 |
![]() | 水引き、サンディング後、後から塗装できない鏡板と框の内側のみオスモで塗装。 組み立てました。当て板は忘れずに。 |
![]() | 2018年7月29日 本州ほどではありませんが、北海道もここ数日は暑さで茹だっています。今日も30℃超えで、木工作業には厳しい状況。 テレビ台の完成が見えてきたので、頑張って作業しました。 扉を現物合わせで本体に当て、縦横の寸法を微調整。 いい塩梅になったら扉に丁番を入れる溝を掘ります。丁番溝掘り治具で。 |
![]() | 治具を扉の木端に合わせて19mmのストレートビットでひと削り。 左と右を先に削り、最後に中間を削るときれいに削れます。 深さは丁番に合わせて2mmぐらいにしました。 |
![]() | いいんでない! |
![]() | 2018年8月4日 いよいよ扉の取付け。 トランプで1mmのスペーサーを作り、扉の位置決めをします。 丁番を強力両面テープで本体に貼り付け、丁番下穴ドリルでビス穴を開けます。 |
![]() | マグネットキャッチの位置決めをするのに、扉と同じ厚さの端材をスペーサーとして使ってみました。 スペーサーの上部を両面テープで貼り付け、この裏にピッタリと合う位置にマグネットキャッチを位置決めします。 すごく簡単にマグネットキャッチを取付けられました。これ、いいです! |
![]() | 扉を現物合わせで最終のサイズ決め。 1mmぐらいパターンビットで削りました。 |
![]() | あと0.5mmぐらい上の方が良かったですが、今回はこのままで行きます。 つまみを取付ければ完成ですが、今日は時間切れ。次回で完成させます。 |
![]() | 2018年8月7日 扉はそのまま行こうと思っていたのですが、下がこすりそうだったので1mm上げました。 上下の隙間のバランスも良くなり、いい塩梅です。 |
![]() | 背板を付けて完成。 大きくて製作中は家の中での置き場に困りました(笑)。早速お嫁に行ってもらいます。 |
![]() | 先程配達。早速、設置した写真を送っていただきました。 ぴったり収まったとの事で、一安心です。 |