![]() | 2008年11月17日 またまた簡単な棚を作ります。 今回は天板受けのかまち部分をしっかりとしたホゾ組みで作ろうと思ってます。構造も含めて、これでいいのか良く分からないので、皆さんに教えていただきたいです。 木取りしたら手押しで平面出し。最近手押しの使い方がだんだん分かって来ました。反った材は中間部分が盛り上がる山形になる様に置き、前後を軽く押えて手押しをかけるとうまくいきます。材の自重だけで手押しをかけるような気持ちで、決して上から材を押し付けないのがコツですね。 1200mmの材もまずまず平面を出せました。 |
![]() | 自動カンナで厚みを揃えます。 |
![]() | 木端も手押しで削りましたが、どうしても板矧ぎ出来るだけの平面が出ない材があったので、トリマーで直線に。 パターンビット使用。 |
![]() | 木取り終了。 |
![]() | 板矧ぎです。 磁石付きクランプ当て板が活躍してます。ぐいぐい締めても材が引っ込まないのでいい塩梅です(^_^) |
![]() | 板矧ぎまでは昨日の作業、ここからは今日の作業です。 ホゾ切り。ホゾ穴掘り治具で。 |
![]() | ホゾ完成。短い方は長さ13mm。長い方は20mmです。 |
![]() | 2008年11月26日 最近、歳のせいかちょっと暗いと手元が見にくい。「これだ!」と閃いて、キャンプ用のヘッドライトを着けてみました。 墨線に直線切り治具を合わせる時やトリマーで削る場所を微調整する時などはまずまず使えるようです。 |
![]() | 棚板と底板用のホゾ穴を掘ります。カッターで墨線の両側に切込みを入れるとささくれが出ずにきれいに削れます。 |
![]() | 直線切り治具と十字型ストップ治具で。ビットは6mmエンドミル。 |
![]() | 天板受けの縦かまちにホゾ穴を。ホゾ穴掘り治具で。 |
![]() | 今回もいつもどおり側板は板組みにしました。側板の伸び縮みを吸収するため、天板受けのかまちにはちょっと工夫を。横かまちの後ろ側のホゾはボンドで固定しないつくりにしてみました。写真の3本ある横かまちの後ろ側です。 この構造は初めて。どうなるかちょっとワクワクしてます(^_^) という事で、写真奥側のホゾはボンドを付けずにホゾ穴に入れただけでクランプしてます。 |
![]() | 2008年11月30日 下が側板、上が天板受けです。 写真では天板受けの奥側のホゾは抜いた状態です。組み立てる時はホゾを嵌め込みますが、しっかりと嵌め込まずに5mmぐらい隙間が出来る予定です。 |
![]() | 組み立て中。 |
![]() | クランプ総動員です。水道管を2本連結して長くしたものを4本作りました。あと2本ほしいところですが、水道管が足りません(汗) このまま一晩乾燥させます。・・・が、外は雪。ポニークランプが入り口から飛び出ているので、工房の扉を閉める事が出来ません(汗) ビニールが夜の低温でガチガチになって破れない事を祈りつつ、これから晩酌です(^_^) |
![]() | 2008年12月4日 天板受けのアップを撮ってみました。上が側板、右が前です。 後ろのホゾが5mmぐらい開いていて、側板が伸縮した時の逃げになっています。 |
![]() | 2008年12月8日 天板の角をR10で面取り。この後、サンドペーパーでつるつるに磨き上げました。 |
![]() | ウレタンニスをウエスで擦り込みました。このまま一晩乾燥させます。 |
![]() | 2008年12月9日 天板と背板を付けて完成です。 天板はスリムビスで固定。ちょっと反ってたので、クランプしてちょっと強引に取付けました(汗) |
![]() | 天板と天板受け。下から覗くとアラが見えてちょっとかっこ悪いです。 |
![]() | 前から見るとちょっと家具っぽく見えません? |
![]() | 完成です! 1200mmの幅がある作品を狭い工房で作るのはちょっとしんどかったです。でも、完成するとついつい天板をなでなでしてしまいますねぇ〜〜! |