![]() | 2015年7月28日 以前作った3段チェストと同じデザインで引出し4段のチェストを頼まれました。 おばあちゃんの仏壇が完成して燃え尽きていましたが、エンジンかけて張り切って作りますよ! 図面。クリックで大きくなります。 |
![]() | 引出しの受け桟の部材はバンドソーで切り出します。 |
![]() | 荒木取り後、手押し、自動カンナで木作り。 |
![]() | 荒木取り終了。 地味な作業の一日でした。 |
![]() | 2015年8月2日 なかなか時間が取れませんが、地味な作業の続きを。 手押しでは矧面の直線が出せなかったので、パターンビットでひと削り。 |
![]() | 当て板を当てて板矧ぎ。 側板、天板、底板と4枚作りました。 |
![]() | 2015年8月4日 今日も夕方1時間ぐらい木工。 目違いを河怡(かわよし)で払い、全体的に軽くカンナがけ。 |
![]() | オービタルサンダーでサンディング。 最高気温が32℃近くまで上がりました。汗をかきながらの作業でバテバテです。ビールが美味いぞ! |
![]() | 2015年8月10日 材の長さを決めます。 曲尺で直角に墨線を引き、直線切り治具でカット。 |
![]() | 木取り終了。 これで地味な工程は終了。次からは楽しい作業です(^_^) |
![]() | 引出し受けの摺り桟にホゾを作ります。 ホゾの長さは20mm。自作罫引きで罫書きます。 |
![]() | ホゾ穴掘り治具をフェンスにして両面削ります。 ホゾの厚さは適当に。今回は9mmぐらい。 |
![]() | 肩口は直角の出た端材をガイドにして削ります。 |
![]() | まずまずの仕上がり。 |
![]() | 今日の成果。部材が多く、時間がかかりました。 |
![]() | 2015年8月14日 北海道の夏の暑さはお盆まで。昼間はまだ暑いですが、朝夕はすっかり涼しくなり、過ごしやすくなって来ました。精力的に木工を。 引出し受けの桟にホゾを作りました。長さは10mm。10mm専用のホゾ穴掘り治具で。 厚さも10mm。ホゾ厚み決め治具で厚さをチェックしました。 |
![]() | 次はホゾ穴。鋼尺で墨付けします。 |
![]() | ホゾ穴掘り治具をセット。 6mmのエンドミルで材をひっくり返して2回掘り、厚さ9mmのホゾがピタリと入る様に調整しました。 |
![]() | ホゾ穴量産中。 |
![]() | ホゾ穴の角をノミで整えて完成。 最初は調子良かったのですが、部材の数が多いので途中でノミが切れなくなって来ました。最後は腕の力で無理やり削る感じ。腕が疲れました(汗) 横着せずに途中でノミを砥げば良かったです。 |
![]() | ピッタリです! 材を水挽きして本日はここまで。いい1日でした。 |
![]() | 2015年8月16日 前回水引きした材をサンディング後、側板にホゾ穴掘り。 10mmストレートビットと、直線切り治具、十字型ストップ治具で。 |
![]() | ホゾ穴掘り終了。本日ここまでです。 次はホゾ穴の角をノミでさらいますが、前回の作業でノミが切れなくなっているので、その前にノミ砥ぎだなぁ・・・ |
![]() | 2015年8月19日 前回に続き、調子良くサクサク作りますよ! 桟を組みます。 板組みの側板にかまち組みの桟を付けるので、側板の伸縮を考慮する必要があります。 手前の桟はボンドで固定しますが、向こう側の桟は差し込んだだけで動ける様にしました。 |
![]() | ・・・と、ここで設計ミス発覚。 全被せの引出しにしたのですが、インセットで図面を引いてしまっていました(汗) 急遽、側板、棚板、引き出し受けの桟の幅を前板1枚分短くする事に。 側板、棚板は幅を詰めて矧ぎ直し。 桟は組んでしまっているので、摺り桟を前板1枚分短くして、こんな状態でホゾを作り直しました。 今日は一日中こんな事をやっていました(汗) |
![]() | どうにかリカバー出来たので、仮組みしてみました。 |
![]() | 摺り桟の後ろ側は3mmぐらい開いています。側板の伸縮をここで吸収します。 |
![]() | 2015年8月25日 側板に足を作ります。 墨線の1〜2mmぐらい外側をジグソーで切断。 |
![]() | 19mmのストレートビットと直線切り治具で仕上げ。 |
![]() | いいんでない〜〜! |
![]() | 今日のハイライト、組立てです。 ポニークランプで締め付けますが、連結して長くしたので3組しかありません。荷締めベルトも使い、どうにか締め付けました。 予めリハーサルしたのですが、本番は焦ります(汗)。手際良く行きませんね・・・ やはりポニークランプで締め付けるのがベストですね。900mmを締められる様に長さ1200mmぐらいの水道管を10本ぐらい買うと良さそうです。ちょっと考えます。 |
![]() | 2015年8月30日 もうすぐ8月も終わってしまいますね。空にはうろこ雲。風はすっかり涼しくなり、秋の気配です。 仕上げのサンディング後、塗装。いつものオスモ、ノーマルクリアで。 |
![]() | 2015年9月6日 本体はほぼ完成したので引出しを作ります。 図面。クリックで大きくなります。 |
![]() | 1×6を荒木取り。 |
![]() | 手押し、自動カンナで厚みを揃えた後、矧面を手押しで削りました。うまく直線が出ていない材はパターンビットと、パターンビット用直線切り治具で削りました。 |
![]() | 3枚を板矧ぎ。 最近は必ず当て板をする様にしています。 |
![]() | 4組板矧ぎ終了。 本日これまでです。 |
![]() | 2015年9月22日 引出しの本木取り。 自動カンナで15mm厚にし、丸ノコで長さを決めた後、幅を仕上がり寸法プラス1mmぐらいにカット。トリマーで最終的な幅決めをしました。 作ったばかりのC型クランプが大活躍。よく締まり、なかなかいい塩梅です。 |
![]() | 引出し4杯分の本木取り終了。 |
![]() | 2015年9月23日 シルバーウイークの最終日、北海道は秋晴れ。気持ちのいい日差しです。畑仕事を片付け、昨日の続きを。 引出しのホゾ作り。10mmホゾ作り専用ホゾ穴掘り治具で。向こう側にはむしれ防止の当て板を当てています。 |
![]() | 肩口はバンドソーで切り落とします。 フェンスとストッパーを使って位置決めしてワンカット。 |
![]() | フェンスで位置決めし、材を横にして切り落とします。 |
![]() | ノミで削って仕上げ。綺麗に仕上がりました。 |
![]() | ホゾ穴掘り治具をフェンスにしてホゾ穴掘り。6mmのエンドミルで。 ホゾ穴の角はノミで仕上げました。 |
![]() | 今日はこれまで。 仮に組んでみました。いいんでない。 秋の日差し直撃でスチール物置の工房はどんどん温度上昇し、天井の温度計は42℃。もうふらふらです。ビールが美味いぞ! |
![]() | 2015年9月26日 引出しの底板を入れる溝を掘ります。前板、側板に6mmのエンドミルで。 |
![]() | 前板の底を手押しカンナでひと削り。これで組み立てた時に前板の底が引っかかることがなくなります。 |
![]() | 水引きしてサンダーがけ。#180、#240と番手を上げました。 |
![]() | 2015年9月30日 今日で9月も終わり。寒さが増し、秋がぐっと深まって来ました。 引出しを組立てます。 クランプで一度締め付け、矩を確認したらクランプを外し、そのまま乾燥させました。 |
![]() | 4杯組立て終了。 |
![]() | 2015年10月16日 前回の更新からかなり経ってしまいましたが、活動していましたよ。飾り前板の木取りをしていました。 木取りが終了したので、飾り前板に引き手を付けます。引き手用のテンプレート登場。 |
![]() | テンプレートで墨付けし、両端に穴あけ。 |
![]() | ジグソーで切り抜きます。 この前作ったC型クランプが使いやすいです。 |
![]() | フラッシュトリマービットで習い加工して仕上げます。 ここで大失敗。右は成功しましたが、左はテンプレートを付けずに削ってしまいガタガタに。 最近、この手のうっかりミスが多いです。気をつけねば・・・ これ以上続けると傷口を広げてしまいそうだったので、今日はこれまで。次回は失敗した部分を切り取って板矧ぎし直します。 引出し引き手の詳しい作り方は引出し引き手にまとめてあるので、こちらをご覧下さい。 |
![]() | 2015年10月21日 前回の失敗を踏まえ、引き手作りは無事成功。 飾り前板の四辺を10mmRの丸面ビットで面取り。ちょっと浅めにしました。 |
![]() | 仮に乗せてみました。いい感じです。 飾り前板を水引きして本日終了です。 |
![]() | 2015年10月28日 かれこれ3ヵ月も作業していますが、今日で完成させますよ! 天板を取付け。 インパクトドライバーが入らないので、ラチェットドライバーが活躍。 |
![]() | 飾り前板取付けのスペーサーはトランプで。 4枚でちょうど1mmになるので、4枚を瞬間接着剤で貼り付けました。 |
![]() | これを両面テープで天板に貼り付け。 引出しの前板には予めコーススレッドをねじ込み、先端をほんの少しだけ飛び出させてあります。 |
![]() | 飾り前板をトランプに押し付け、左右の位置を合わせたら引出しを押し付けます。 ほんの少し飛び出したコーススレッドがしっかりと刺さり、ずれません。 そのままクランプで固定。コーススレッドを締め付けました。 底板を入れていないので、下から手を入れる事が出来てすごくやりやすかったです。 |
![]() | 同じ手順で下の飾り前板を取付けて行きます。 |
![]() | 引出しの底板を入れます。 |
![]() | 背板を付けて完成! いい表情です。 |
![]() | 引出しを出してみました。 |