![]() | 2015年4月18日 趣味の木工で最初の壁になるのが作業場所でしょう。私も最初はカーポートの下での屋外木工から始めました。 道具の出し入れに時間がかかり、雨の日は作業ができませんがこれはこれで楽しかったですよ! その後、1.25坪のスチール物置を工房に改造して便利に使っています。 最初は屋外でもいいですから、とにかく木工を始めてみましょう! |
![]() | 木工を始めて最初にそろえる電動工具は電動丸ノコです。アルミベースのしっかりしたものを買いましょう。 ノコ刃の外形が165mmのタイプが使いやすいでしょう。 丸ノコは正しく使わないとキックバックが起こり、事故につながりかねません。直線切り治具などを使い、安全に作業をしましょう。 キックバックについてはネットで「丸ノコ キックバック」などと検索して調べてみてください。 |
![]() | 最初に作る治具は丸ノコ用の直線切り治具。 これがあれば材を真っ直ぐに切断できます。 作り方は丸ノコ直線切り治具をご覧下さい。 |
![]() | 次は丸ノコ用の直角切り治具。 これで必要な長さに切断できます。 直線切り治具で幅を決め、直角切り治具で長さを決めた材を切り出します。 木工で大事なのは矩(カネ:直角の事)です。直角切り治具を使えばしっかりと矩の出た材を作れます。 作り方は丸ノコ直角切り治具をご覧下さい。 直線切り治具と直角切り治具があれば2×材を使ってビスで止めていく様なものなら作れます。とにかく何か作品を作りましょう! |
![]() | 次は作業台かな。工房があればしっかりとした作業台をお薦めします。できるだけ大きい物のほうが使いやすいです。 我が家の作業台はW1300 D500 H800のサイズ。天板には2×10材を使いましたが、自動カンナで平面を出せなければ集成材や合板を使うのがいいと思います。 屋外木工の場合も組み立て式の簡易作業台を作ると作業がやりやすくなります。 |
![]() | 次にそろえる電動工具はトリマーをお薦め。 いろいろなビットと治具を使えばホゾ加工や飾り面取りなど、多彩な加工が出来ます。 私が使っているのはリョービのTRE−55。ちょっと値が張りますが、ソフトスタート付きの機種が使いやすいです。 トリマービットも揃えなければなりませんね。6mmのスパイラルビット(エンドミルで代用できます)と10mmのストレートビット、19mmのパターンビット。面取りには3mm、6mm、10mmの丸面ビットぐらいあればだいたいの加工はできると思います。 私がいつも購入しているのはオフコーポレーションさんです。 |
![]() | 最初に作る治具はトリマー用直線切り治具。6mm用、10mm用など、それぞれのビット用に作ります。 作り方はトリマー用直線切り治具を御覧下さい。 |
![]() | 次は十字型ストップ治具を作りましょう。これでホゾ穴彫りなどが正確にできるようになります。 作り方は十字型ストップ治具をご覧下さい。 |
![]() | ホゾを作るにはホゾ切り治具が便利。10mm用、15mm用など、良く使う長さの治具を作っておくといいです。 直線切り治具と十字型ストップ治具でホゾ穴を掘り、ホゾ切り治具でホゾを作ればホゾ加工もバッチリです。 作り方は10mm用ホゾ切り治具をご覧下さい。 治具の使い方はホゾ組み、ホゾ穴加工をご覧下さい。 |
![]() | パターンビット用直線切り治具もあるといいです。板矧ぎする面の直線を簡単に出せます。 作り方はパターンビット用直線切り治具をご覧下さい。 |
![]() | いろいろなものを作ってみて、電動工具に慣れてきたらホゾ穴掘り治具を作ってみてください。 これがあればホゾ穴掘り、ホゾ作りが簡単に出来ます。その他にもフェンスを使った多彩な加工が出来る様になります。 作り方はホゾ穴掘り治具、10mm、15mm専用ホゾ作り治具を御覧下さい。 使い方はホゾ穴掘り治具を使ったホゾ組み1、ホゾ穴掘り治具を使ったホゾ組み2をご覧下さい。 |